金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

シニアとスマートフォン(10)~資料をスキャンする

2021年06月13日 | ライフプランニングファイル
 スキャンscanとは「細かく調べる」という意味の英語ですが、IT用語としては「書類などの画像をデータとしてコンピュータに取り込むこと」を指します。スキャンを行う装置やシステムをスキャナscannerと呼びます。家庭用にはスキャナには専用機もありますが、プリンタでスキャナ機能を持っている複合機を使っている人が多いと思います。
 しかし外出先やスキャナを立ち上げるのが面倒という時活躍するのがスマートフォンのスキャナ機能です。
 ここではまずマイクロソフト社が無料で提供しているMicrosoft Lensを使ってスキャンの方法を説明します。
1.PlayストアかApp StoreからLensアプリをダウンロードします。
 アプリを開きスキャンする対象にカメラを向けます。赤い枠に対象が入ったところでシャッターボタンを押します。

「確認」ボタンを押し次の画面で「完了」を押します。
(なお確認段階でトリミング、フィルターなどの加工を行うことができますが省略します)
 完了を押すと保存する場所が出てきます。「画像をそのまま使う」という場合はギャラリーを指定するとスマートフォンの内部ストレージの中のPictures/Office Lensというパスに保存されます(私の設定の場合)
 またPDFとして保存することやワードに転換することも可能です(ただし転換率は対象次第です)

下の写真は朱印帳を画像として保存したものです。撮影時点で画像が多少斜めになっていても補正されますのでフラットベッドスキャナに近い感じのスキャンを行うことができます。
 スキャンした資料をどう活用するか?はそれぞれのユーザの工夫次第ですが、次のような場合に私は使っています。
  • 図書館で借りた資料の一部をコピーしておく場合
  • 経理処理上コピーが必要な領収書のコピー作成
  • 病院等で渡される紙ベースの予約表
なお実際にはOffice Lensアプリではなく、スキャン機能を持つ別のアプリを使って紙の資料を取り込んでいる場合も結構多いと思います。
 たとえばメモアプリのGoogle Keepとかエバーノートなどです。
 もし親の介護費用などを負担してその一部を他の兄弟に請求する場合等個人でも領収書や各種の記録保存が重要な時代ですからスマートフォンのスキャン機能の出番は多いと思います。







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