ひと昔前は5万円以上するGPS専用機を持って山に行っていましたが、今では大半のことはスマートフォンのGPS機能で間に合わせることができるようになりました。GPSは現在位置を知らせてくれる機能ですが、移動する場合一定間隔毎に記録をとる(Logを取る)ことで移動の軌跡を地図に描くことができます。
グーグルマップは一度「タイムライン」機能をオンにしておくと知らないうちに行動記録を残しています。隠密行動がない人には問題ないでしょうが隠密行動がある人は要注意ですね。
タイムラインは記録をとる間隔が長いようでやや荒っぽい軌跡が記録されますが、ロガーという専用アプリを使うともっと細かいデータを得ることができます。下の画面はGeo Trackerという無料アプリを使ってサイクリングの記録を呼び出したものです。
サイクリング・ハイキング・登山などアウトドア活動にとってGPS機能はもはや不可欠のものでしょう。
また私はあまり使っていませんが、グーグルマップには仲間と現在地情報を共有するという機能があります。これはグーグルマップにお互いの現在地が示されるというものです。
お子さんにスマートフォンを持たせて現在地を管理するという使い方ができますね。
また認知傾向の方にスマートフォンを帯同して貰って行方不明を防止するという使い方もあると思います。
でもその前にまずはスマートフォンを持ってアウトドア活動を行いましょう。記録が残ると励みになります。
グーグルマップを時にはパソコンで操作して次に行く場所を決めてそれをマイプレイス機能で記録する。そしてアウトドアに行ってスマートフォンを開いて現在地を確認しながら設定したルートを辿ってみるなんてことができますよ。
スマートフォンのGPSと地図機能がアクティビティの範囲を広げることは間違いありません。