金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

コロナは株主総会を変える

2020年08月09日 | 社会・経済
コロナウイルス感染拡大は色々なものを変えています。
満員電車での通勤を避け、テレワークを選択する人、時差出勤をする人、自転車通勤をする人が増えました。お盆の帰省者は減り、お祭りも中止あるいは規模縮小となっています。
 
コロナウイルスは株主総会も変えています。
先日送られてきた株主総会招集通知には「株主の皆様の感染リスクを避けるため、本年は株主総会当日のご来場をお控えいただき、書面の郵送またはインターネットによる議決権の行使をご検討ください」とありました。
会社提案に賛成な先なので、インターネットで議決権を行使しておしまい、とすることにしました。
過去に私は何度かPCを使って議決権を行使していますが、今回はスマートフォンでQRコードを読み取る方法で議決権を行使することにしました。
 
これが実に簡単で、QRコードを読み取ると私の名前と議決権数が出てきます。また最初に「すべての会社提案に賛成する」というボタンがでてくるので、これをクリックするとそれで終わりです。実に簡単。
 
コロナは株主総会を変えると思います。
 
  • 企業は株主に総会に来ないでくれと頼み、これまで出席者にお土産を渡していた企業はお土産を廃止する。
  • スマートフォン経由の議決権行使の便利さを知った株主はそれ以降スマートフォン行使を行うようになる。
  • ついつい「すべて会社提案に賛成」がデフォルトモードになり、すべて賛成の人が増えるかも? まあ、これは根拠の薄い推量ですが。

スマートフォンが経済活動に占める役割はますます大きくなるでしょう。企業側としては株主総会の時だけ議決権行使を依頼するのではなく、スマートフォンを通じて、日頃から企業の状況を分かりやすく説明することが求められる時代が来る、と私は考えています。

もしそうなればそれはコロナの数少ないプラス効果かもしれません。

 



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自転車専用レーンを走って野川公園へ

2020年08月09日 | サイクリング
夏の運動は早朝に限る。今日(8月9日日曜日)は自宅から南下して野川公園をクロスバイクで往復することにした。自転車で走って気持ちが良いのは自転車専用レーンである。しかも車道を拡張して自転車専用レーンを設けているところが走りやすい。歩道と自転車レーンが並走しているところは走行面がフラットでない(車の出入り道が傾斜している)ところがあるので走り心地は良くない。
 小金井公園関野橋から連雀通りに至る2㎞は気持ちの良い自転車レーンがある。この通りは「府中小金井線」と呼ばれるが「東大通り」という名前もついている。読み方は「とうだい」ではなく「ひがしおおどおり」だ。
 
朝の野川公園は緑が濃く気持ちが良い。

帰りにJRガード下でSuicaを使うシェアサイクルの駐輪場を見かけた。Suicaを使うサイクルなので名前はSuicle。武蔵境駅・東小金井駅・武蔵小金井駅・国立駅にポート(貸出・返却場所)があり、借りたポート以外のポートに返すことも可能、ということだ。
都心に住んでいる人なら、武蔵小金井駅で自転車を借りて、野川に沿って自転車で走り、深大寺に出て武蔵境駅に自転車を返すといった使い方ができそうだ。
自転車で街を走ると色々な発見があり面白い。




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