金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

携帯株急落は菅氏勝利の先読み?

2020年08月31日 | 投資
今日(8月31日)の日本株は日経平均が257.11円(1.12%)上昇する中でドコモ株が103円(3.36%)、KDDI株が153円(4.74%)急落した。菅吉偉官房長官の総裁選出馬を予想した相場が、菅長官による相場全般の安定と携帯会社に対する大幅値下げ要求を先取りした形だ。
 私は9月の総裁選では菅氏が出馬すると菅氏が勝つ見込みが高いと推測している。理由はコロナ問題等不透明感が高い中、総裁を選ぶ自民党国会議員は現状維持を選好すると考えるからだ。
 マスコミのタイトルは「菅氏総裁選出馬で携帯料金引き下げ圧力を意識」といった内容のものが多いが、出馬しただけで携帯電話料金に圧力がかかる訳ではない。総裁選に勝って首相になるから圧力がかかるのである。
 だから私は市場には菅氏勝利を予想する向きが多いのではないか?と考えた訳だ。
 だが菅氏が仮に総裁になったとして、携帯電話料金問題を高いプライオリティで取り組むかどうかは分からない、と思う。「他にやること山程あるでしょ!」と言いたい気分である(ドコモ株を持っているのでポジショントーク的なところもあるが)。
 もっともドコモ株がもし更に大きく下げるなら買い場ではないか?と私は考えている。さてどうなることやら・・・

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まったく呆れてしまう健保組合の現金固執体質

2020年08月31日 | うんちく・小ネタ
 世の中キャッシュレスが進んでいる。成功するかどうかは分からないが政府もマイナポイントでキャッシュレスを後押ししている。そんな世の中の動きにまったく逆行しているのが健保組合だ。いや総ての健保が逆行しているかどうかは分からないので個別の名前を出しておこう。その健保は全国設計事務所健保だ。
 今月末で私は非常勤になり、健保を離脱するが任意継続を選択することにした。任意継続になると初回の健康保険料は「必ず健保に持参する」ことになっている。ところが健保から「コロナ騒動で窓口を閉めているので持参せず、現金書留で送ってくれ」という連絡があった。
 「このキャッシュレスの時代に現金書留?振込にならないの?」と思って健保に電話したが、「振込はできません」の一点張り。現金書留は、手間がかかるし、料金は高いので勘弁してほしい。たまたま健保事務局は歩いてもいけそうな距離なので「それなら窓口に持参するよ」といっても「窓口は閉めています」の一点張りでまったく埒が明かなかった。結局現金書留で現金を送るしかないのだが、余りの馬鹿々々しさに私は不愉快さを感じている。
 健保の窓口がコロナを警戒するの分かるが、銀行のATMで現金を下ろして郵便局に行き、何回か窓口とやり取り(封筒を買い、現金を封入した後郵送料を払う)をする間に被保険者のコロナリスクに対するexposureは拡大する訳だ。
 また「現金」はコロナウイルスをキャリーするリスクがある。
 現金を受け取った保険組合も現金を数えてまた銀行に持っていく訳だ。
 折角窓口を閉めても、そんなことをしていてはコロナリスクは高まるだろう。
 コロナ騒動で窓口を閉めるなら、郵便振替などにせず、銀行振込にしてよね、と言いたい。まったく呆れかえるお役所仕事である。
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コロナ自粛の間に中央線特急がチケットレス割引が延長に

2020年08月31日 | 旅行
 来週滝子山を登るために大月に行くことになり、切符を予約しようとしたところ、チケットレス割引が9月30日まで延長されていることが分かった。
 自粛続きで中央線特急に乗るのは久し振りである。中央線特急のチケットレスは去年から始まっていたらしいが、使った記憶がないところを見ると昨年は中央線に乗らず、マイカーで動いていたことが多かったようだ。
 スマーフォンを使ったチケット購入はそれ程手間がかからないが、電車に乗る時持参する記録(証拠)に関する説明が今一つすっきりしない。
 えきねっとのホームページを見ると「「購入完了メール」および購入完了の画面メモをご利用の端末に保存し、ご持参のうえ、ご乗車ください。 」とある。また車内改札はないが「駅係員または車掌より特急券の提示を求められた場合は、購入完了の画面メモ、購入完了メール、または購入履歴をご提示ください。 」とある。
 実は「購入完了メール」はPCには届いたがスマートフォンには届かなかった(これはJRの問題ではなく私の迷惑メール受信拒否の設定が強過ぎたため)ので、えきねっとの画面をキャプチャーして、スマートフォンの「ギャラリー」に保存しておくことにした。
 また念のためPCに届いた購入完了メールをスマートフォンに転送しておこうとも考えている。
 
 だが考えてみると特急券の提示を求められたら、スマートフォンで「えきねっと」の画面を開き、予約明細(下の写真)を示すのが一番簡単ではないだろうか?
 えきねっとには指紋認証機能があるので、ログインするのは簡単なのだから。JRも「えきねっとを見せてください」という方がすっきりするのではないか?と思うのだが如何なものだろうか?
 



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みずほ銀行のインターネットバンキング、設定に手間がかかる

2020年08月31日 | デジタル・インターネット
 最近普通預金の通帳を有料化(いくつかの条件あり)を打ち出したみずほ銀行。通帳廃止となると預金者は、インターネットを利用して残高や入出金を確認することになる。だが同行のインターネットバンキングは、他の銀行に較べて使い勝手が良いと言い難い。
 もっともインターネットバンキングの使い勝手の良し悪し判断は慣れによるところも多い。私は日頃三井住友銀行のインターネットバンクを使っていて、みずほはほとんど使っていない。ただある事情から暫くの間、みずほ銀行の口座に相当件数の振込が想定されるので、同行のインターネットバンキング機能・みずほダイレクトを久しぶりに使ってみた。
 ところが久しぶりに使うと「秘密の質問の答」を忘れている。特に人名など漢字で登録したか?かなだったか?忘れている。
 すったもんだしている内に規定回数以上のやり直しになり、初期設定からやり直しになってしまった。
 これは秘密の質問の答を忘れた私が悪いのだが、みずほ銀行のシステムは他の銀行に較べて、本人確認のためのパスワードや秘密の質問などが多過ぎる気がする。もう少しシンプルにできないものだろうか?
 これから通帳を廃止して、インターネットバンキングに誘導するのであれば、もっと使い勝手を良くする工夫が必要だ。どうもこの銀行は「銀行から見たセキュリティ」に軸足が偏り過ぎている、と私は感じた。
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