金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ようやく来ました待望の折り畳み式電動自転車が

2020年08月19日 | サイクリング
今日(8月19日)待望の自転車がきました。デイトナDE01Sという車種です。
特徴は軽い(約16㎏)こととバッテリーが目立たず「電動自転車風」でないことでしょう。購入するまでは、「輪行袋に入れて列車に乗って遠くの町に行きそこから走り出そう」と考えていたのですが、今日の午後の輪行(自転車を買った日本橋から武蔵境まで)で疲れてしまい、夢は暫くお蔵に入れておくことにしました。
当面は少し涼しくなったら車に乗せて信州に出かけ湖の周りなど走ってみたいと考えています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Zoom会議の効率を高める事前準備

2020年08月19日 | うんちく・小ネタ
今週金曜日にあるNPO団体の事務局会議をZoomで行う予定です。このNPO団体はネパールに小学校を寄贈(建築資金の寄付)を行っている団体で今回はネパール側の代表を交えての初めてのテレビ会議です。
多くの参加者にとって初めてのZoom会議であり、初めての外国人を交えての会議です。
スムーズが記事運営のため、ファシリテーターFacilitator(進行役)として少し準備を行っています。
  •  まずネパールの現状を発表するネパール側代表から発表内容を文章(英語)で貰い、抄訳をパワーポイントで作成しました。
  • パワーポイントを事前に参加者に送る替りに、パワーポイントから作成したSwayのURLを参加者に送りました(このパワーポイントは写真入りなのでメールに添付すると配信できない可能性があるため)。
  • コロナの感染者数・隔離者数・死亡者数のネパール・日本・世界の比較表を作り参加者の関心を高める工夫をしました。
 このところ仕事でZoom会議に参加することが多いのですが、実は「テレビ会議の効率性」というものについて私は少し懐疑的です。会議を主催する人に中には「コロナウイルスでコミュニケーションが抑制されている中でもテレビで顔を見て話ができたので意思疎通をはかることができた」という人もいるのですが、生産性・効率性の点から疑問が残ると私は考えています。
 私は基本的には「話す」ことより「書く」ことを重視するタイプです。
 理由は「書く」ということはその前に「自分の考えを整理しロジックを組み立てる」というプロセスがあるからです。しかし「話す」場合は対話の中で「思いつき」の意見がでることが多いのです。思いつきは決して悪いものではありません。思いつきの中から素晴らしいアイディアが生まれることがあると思います。しかし「思いつき」の交換に終始してはモノゴトは進みません。頻繁に情報交換する企業の中では「思いつき」を概念化し、企画に高めることが可能ですが、滅多に会合を持たないNPOの場合には「思いつき」の「言いっぱなし」に終わってしまう可能性があります。
 このリスクを回避するには、「見やすい資料を作って効率的に配布する」という下準備が必要だ、と私は確信しています。
 そしてこれもファシリテーターの仕事の一つだ、と考えています。

 NPO活動も実は勉強の場です。何を勉強するのか?というとヒューマンスキルです。ヒューマンスキルは「リーダーシップ(指導力)」「ネゴシエーション(交渉力)」「コミュニケーション」「モチベーション(動機付け)」「プレゼンテーション」「ヒヤリング(傾聴力)」「ファシリテーション(司会力)」で構成されていますが、NPOの場合は特にプレゼンテーションやファシリテーションが重要でしょう。
 一方過度のリーダーシップを発揮すると参加者のモチベーションを下げてしまう可能性があります。
こう考えてみると小さなZoom会議一つでも準備は中々大変です。そして色々なことを勉強する場でもあると感じる次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

S&P500の高値更新を推進したFANGとTINA

2020年08月19日 | 投資

昨日(8月18日)S&P500は、2月19日につけた高値を更新し、3,389.78ポイントで取引を終了した。

2月19日のピークから昨日までの取引日日数は126日で、ベアマーケット(弱気相場)から市場最速で脱却した。S&P500は年初から4.9%上昇している。

S&P500の上昇を牽引したのは、FANG(フェイスブック・アマゾン・ネットフリックス・グーグル)などのハイテク銘柄だ。FANGにアップルやマイクロソフトを加えたハイテク巨人にとってコロナウイルスは追い風になった。何故なら在宅勤務の拡大や自宅籠りがIT需要や宅配需要を押し上げたからだ。

だが株価が上昇したもっと大きな理由は連銀が大規模な緩和政策を取ったことだ。国債金利は低下し、投資家は株式以外にほとんど投資先を見つけることが難しくなった。もちろん金などの例外はあるが、大量の資金の受け皿になる訳ではない。

今日のニュースでは6月末時点でソフトバンクGがアマゾン株1千億円相当を中心に大量の米国ハイテク株を保有していたことを報じていた。

「株式以外に投資対象がない」状態をTINAというそうだ。There Is No Alternative to Stocksの頭文字である。
米国株式相場を牽引しているのはFANGとTINAである。日本もTINAの状態なのだがFANGはない(ソフトバンクがGAFAを買っている位だから)。
 銀行・証券会社を始めとする自分たちの会社の利益を投資家の利益に優先して考えるアドバイザーと称する搾取者の魔手を逃れて資産形成の道を歩むにはTINAの水平線を広げて考える必要があるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする