今日(1月6日)学会関係の雑事が片付いたので、ワイフと世田谷の豪徳寺に行ってみました。
足をのばして、というとやや大袈裟に聞こえますが、自宅のある西東京市からですと「吉祥寺に行く→井の頭線に乗る→明大前で京王線に乗る→下高井戸駅で東急世田谷線に乗る」という具合に私鉄を乗り継ぎますので手間がかかります。
豪徳寺は、昨年末はビジネスで世田谷に行くことが多かったので行ってみたいと思っていた古刹です。
当寺は井伊家菩提寺としてまた招き猫の寺としても有名です。
招き猫の由来は次のようなものです。
昔豪徳寺が貧しかった頃、和尚が一匹の猫を可愛がっていた。猫はこのことを感謝していたのか、ある時門前を通りかかった立派な武士を寺に招き入れた。その武士が寺で和尚の法話を聞きながら休憩していると俄かに豪雨が降ってきた。武士は豪雨を避けることができたことに感じ入り、豪徳寺を菩提寺として手厚い寄進を行った。
その武士の名前は井伊家2代の直政である。こうして豪徳寺が井伊家菩提寺となったというお話です。
私は小さな招き猫を一つ買って帰りました。小さな猫では小さな幸せしか招かないかもしれません。
でも小さな幸せで良いと思います。家族が元気で1年を過ごせますように。山や旅先で小さな感動に出会いますように。
そして学会活動などを通じて多少なりとも世の中のためになることができますように・・・・