金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ちょっと足をのばして豪徳寺へ

2016年01月06日 | まち歩き

今日(1月6日)学会関係の雑事が片付いたので、ワイフと世田谷の豪徳寺に行ってみました。

足をのばして、というとやや大袈裟に聞こえますが、自宅のある西東京市からですと「吉祥寺に行く→井の頭線に乗る→明大前で京王線に乗る→下高井戸駅で東急世田谷線に乗る」という具合に私鉄を乗り継ぎますので手間がかかります。

豪徳寺は、昨年末はビジネスで世田谷に行くことが多かったので行ってみたいと思っていた古刹です。

当寺は井伊家菩提寺としてまた招き猫の寺としても有名です。

招き猫の由来は次のようなものです。

昔豪徳寺が貧しかった頃、和尚が一匹の猫を可愛がっていた。猫はこのことを感謝していたのか、ある時門前を通りかかった立派な武士を寺に招き入れた。その武士が寺で和尚の法話を聞きながら休憩していると俄かに豪雨が降ってきた。武士は豪雨を避けることができたことに感じ入り、豪徳寺を菩提寺として手厚い寄進を行った。

その武士の名前は井伊家2代の直政である。こうして豪徳寺が井伊家菩提寺となったというお話です。

私は小さな招き猫を一つ買って帰りました。小さな猫では小さな幸せしか招かないかもしれません。

でも小さな幸せで良いと思います。家族が元気で1年を過ごせますように。山や旅先で小さな感動に出会いますように。

そして学会活動などを通じて多少なりとも世の中のためになることができますように・・・・

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IMFチーフエコノミストが中国経済減速リスクを警鐘

2016年01月06日 | 投資

大幅下落で始まった世界の株式市場は、昨日は若干落ち着きを取り戻した。ロンドンのFTSE100は43.81ポイント(0.72%)上昇、米国株はナスダックが小幅続落ながら、ダウは9.72ポイント(0.06%)上昇した。

米国では昨年の自動車売上台数が史上最高の1747万台を記録し、業界筋によると今年も記録更新をする見込みというように経済は堅調なのだが、多くの投資家は中国経済の減速リスクに身構えているようだ。

IMFのチーフエコノミスト モーリス・オブスフェルド氏が出した次のコメントはリスクオフムードを高めるかもしれない。

The global spillovers from China's reduced rate of growth, through its diminished imoprts and lower demand for comomodities,have been much larger than we would have anticipated.

「中国の経済成長減速により、輸入とコモディティへの需要が減少する世界経済への影響は我々が予想していたより大きい」

そしてオブスフェルド氏は「中国の景気減速が続くと世界の株式市場は更に下落する可能性がある」と警鐘を鳴らす。

公表されている中国の昨年第3四半期の経済成長率は6.9%だったが、多くの専門家はこの数字に疑問を持っているはずだ。

公表される成長率に信頼性がないことも中国の景気減少懸念を高めているだろう。

ところでオバマ大統領が大統領令による銃購入規制を強化しようとしている米国で規制前に銃を購入する動きが強まり、スミス&ウエッソンなど銃器メーカーの株価が急上昇している。

世界はどこか歪んでいるようだ。

昨日証券会社から「株価が下がったところで米国株でも買いませんか?」と電話があった。証券会社のセールスパーソンは世界を見ているのだろうか?と呆れる。振り込め詐欺とまでは言わないが、自分の成績を上げたいためのナリフリ構わぬ姿勢に嫌気がさした。

株式投資をするなら、証券会社の話を聞かずに世界を見よう。自己責任の時代なのだから・・・・

★   ★   ★

最近出版した電子本

「インフレ時代の人生設計術」 B00UA2T3VK

「海外トレッキングで役に立つ80の英語」

「人生の山坂の登り方・降り方」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LYDWVPO/

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