金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

山の翌日はワイフと地元のそば屋・進士へ

2015年09月25日 | レストラン・飲み屋

列車で出かける山旅の終わりは、「温泉と蕎麦で一杯」が定番コースになっているが、前回の黒部登山では平湯で温泉に入ったものの、松本では蕎麦を頂く時間がなかった。

数日家を空けていた引け目もあり、翌日(連休最終日)の昼はワイフと田無駅に近い蕎麦屋・進士http://loco.yahoo.co.jp/place/g-lJLo5MokL1o/に出かけた。

あまり美味いものがない田無近辺では多少気の利いた店なのだが、半年ほど前に行った時そばつゆの味が落ちていたので、しばらく足が遠のいていたが、山旅の締めくくりとして蕎麦を食べに行った次第だ。

進士の良いところは、蕎麦も天ぷらも量が多いことだ。都心には砂場など蕎麦の名店が多いが大体量が少ない。箸で4,5回手繰るとなくなるようでは腹がくちくなることはない。酒の後にはそれでも良いが昼飯には物足りない(2,3枚頼めば良いのだが結構な値段になる)。

その点進士の蕎麦は十分な量がある。また野菜天ぷら(500円)は一人前を二人で分けても十分な量がある。

「冷酒でも・・」と思ったがワイフが顔をしかめそうなので酒は夜に回すことにした。それに午後はスポーツクラブで少し走っておく、という計画もあった。山登りで疲れた足の筋肉を回復するには、翌日筋肉に少々強い刺激を与えた方が良いですよ、というトレーナーさんのアドバイスを私は割りに忠実に守っているのである。

この日のそばつゆの味は中々良かった。十分頂ける味である。もう少し頻繁に通って顔なじみになっても良いな、と思いながら外にでると陽射しが強かった。この連休中は本当に天気に恵まれていた。

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【イディオム】Pull ahead ワーゲン躓きトヨタが前へ

2015年09月25日 | 英語・経済

今世界中で大きな話題になっているのが、フォルクスワーゲンVWの排ガス試験不正問題だ。

米国の環境局がVWに課す制裁金は180億ドル(2.2兆円)に及ぶのではないか?という観測もある。VWの手持ち現金から見て払えない金額ではないが、大ダメージであることは間違いない。VWの時価総額は先週金曜日に較べて3割近く減少した。

「風が吹けば桶屋が儲かる」的に注目を集めたのが、ハイブリッドの王者トヨタだ。昨日はトヨタ株も1.9%下落したが、日経平均の下落幅2.8%に較べると小さかった。

WSJにJapan's Hybrid car makers  pull ahead amid Volkswagen scandalという記事が出ていた。

Pull aheadは「前に出る。引き離す」というイディオムで、「WVスキャンダルで日本のハイブリッド車メーカーが前に出る」という意味だ。

ハイブリッド車メーカーは複数形なので、トヨタに限らず日本車メーカーにとってディーゼルエンジンに強いドイツ車メーカーの躓きは追い風になるということだ。

燃費と環境性能でしのぎを削ってきたのが、ハイブリッド車とクリーン・ディーゼル車で、ハイブリッド車の今年の世界販売シェアは約14%で後者は12%になると予想されているが、VWスキャンダルでシェアはかなり動くだろう。

当局はVW以外のクリーン・ディーゼル車メーカーにも査察の手を広げる予定なので、ひょっとすると新たな不正が発見される可能性は否定できない。

VWの不正の手口は明らかではないが、「排ガス試験をハンドル操作などから感知して、実走モードよりパワーを落とすことで窒素酸化物の排出量を減らす」ようなソフトウエアを組み込んだのではないか?いう推測がある。

ところでVWスキャンダルは私に3つのショックを与えた。

第1に私はVWゴルフ(ガソリン車)に乗っているが、VWのブランドイメージが傷ついたことだ。ひょっとすると車のリセールバリューも下がるかもしれないと思うと少し憂鬱だ。

第2に世界的な株安にVWスキャンダルが拍車をかけたこと。

そして最後は自分が持っていた「ドイツ人は頑固だけれど正直者だ」というイメージが傷ついたことだ。

もっとも私はドイツ人との個人的な付き合いはないので、これはまったくのイメージに過ぎなかったのだが。まあ当たり前のことだが、ドイツ人の中にも正直者もいれば不正を行うものもいることだろう。日本企業のトップだって会計不正を行ってきたのだから。

さてVWスキャンダルで追い風を受ける日本の自動車メーカーだが、例外もある。それはディーゼル車比率の高いマツダだ。マツダ株は昨日7%近く下落。こちらは追い風ではなくすっかり巻き添えを食ったようだ。

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最近出版した電子本

「海外トレッキングで役に立つ80の英語」

「インフレ時代の人生設計術」 B00UA2T3VK

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