金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

「じゃらん」の評点、実感に合いますね

2010年09月08日 | インポート

「じゃらん」はインターネットのホテル予約サイトだ。僕自身はホテルの予約にじゃらんを使うことはほとんどないが、この1週間の間に泊まった宿屋の評判と自分の印象を比べてみたくなって「じゃらん」の口コミ評点を調べてみた。

対象となったのは立山・室堂の「みくりが池温泉」(4.4点)、松島の「松島センチュリーホテル」(4.3点)、鳴子温泉の「幸雲閣」(3.9点)だ。( )内はじゃらんの評点。

この総合評点の順番は僕の印象とぴったり一致する。今まで行楽地の旅館を選ぶ時に「じゃらん」の評点を参考にしていなかったがこれからは利用しようかなと考えている。

ところで今回僕は次の観点から温泉宿を評価してみた。

【空調施設の良し悪し】

最初がエアコンの状態。ただ冷えれば良いというものではない。睡眠時の静寂さは大きなポイント。一番良かったのはみくりが池温泉。標高2,500mの室堂ではエアコンは不要。天然の風の中静かに眠ることができた。次に良かったのは松島センチュリー、静かでかつパワフルなエアコンだった。ダメなのは幸雲閣。エアコンの音がうるさくて明け方目が覚めた。

【食事の地産地消度・味・工夫】

松島センチュリーが良かった。ここの夕食は「セミバイキング方式」。案内された席には向付やお刺身、カニなどが準備されているが、お鮨・天ぷら・牛タンなどはバイキング形式で取りに行くスタイル。これだとバイキングの「わさわさ感」が軽減され、かつ食べたいものを必要な量だけ食べることができるので宿泊客・ホテルともに無駄がない。食材は地産の野菜・さかなを豊富に取り入れていた。

幸雲閣は量は十分過ぎる位なのだが、地場の食材をほとんど使っておらず新鮮味がなかった。みくりが池温泉は山小屋風ながら中々美味だった。

【温泉】

3つの温泉宿とも良かった。松島は温泉地としては新顔ながら、サウナ・水風呂ありで施設は最高。湯の質は東日本の横綱格・鳴子温泉に軍配をあげよう。でもみくりが池温泉も良かった。この項目は点差が少ない。

【アメニティ】

夕食後星座の観察会を開いてくれたみくりが池温泉がダントツ。松島センチュリーや幸雲閣は「部屋でテレビを観るかカラオケでもしてください」という感じ。ただ幸雲閣は夕食後、近くの秘湯・中山平温泉まで送迎バスを仕立てていたからこれは加点ポイント。

今年の夏は暑過ぎたので、空調の良し悪しにやたらと関心が高かった。だが宿泊施設の原点は「安眠して疲れを取る」であるから、空調設備の良し悪しは最大の評価ポイントだろう。ここでつまずくと食事が良くても風呂が良くても挽回は困難だ。

空調やベッドについて詳しく評価したサイトがあれば是非利用してみたいものである。

それと「星座観察会」のようなイベントがあると楽しい。旅行者の多くはカロリー摂取過多の悩みを抱えているだろうから、お腹を膨らます工夫より、カロリーを消費しながら楽しんで貰うようなイベントを期待したいものである。

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かもめ飛ぶ松島

2010年09月08日 | 旅行記

9月5日塩竃神社に参詣した後、松島まで遊覧船に乗ることにした。神社の表参道から本塩釜に戻りかけたところでタクシーが来たので早速飛び乗った。この辺りで流しのタクシーを見かけることはほとんどないのだが、これも神様のご縁かもしれない。

2時に出る遊覧船はガラガラである。船の中でエビセンを「かもめの餌です」と売りに来るオバサンがいた。野生の鳥に人間の食べ物を与えるのはどうかなぁ・・と考えていると後ろの席の若い男性二人がエビセンを買い、かもめに投げ始めた。

何枚か写真を撮らせてもらう。

塩釜から松島への船旅は50分。船のアナウンスは左右の島の名前やいわれを放送しているが、余り興味がわかないのでぼんやりと過ごしていた。

松島の写真を撮ったのは翌日の朝のこと。県立植物園のある福浦島に渡って島を半周しながら何枚か写真を撮った。

福浦島に渡る橋の長さは250m、陸地側に料金ゲートがあり200円の通行料を取るが僕らが渡った時間は朝8時過ぎと早かったため料金は取られなかった。

松島の絶景に感動するあまり俳句が生まれなかった芭蕉。僕はただ暑さのあまり、気に入った写真を撮ることができず、福浦島を後にした。猛暑の夏は旅に不向きである。

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