金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

飛騨白川郷に遊ぶ

2007年09月17日 | 旅行記

9月14日金曜日休みを取ってワイフと車で白川郷に行った。西東京市の自宅を午前7時半に車で出るが、府中インターに入るまでが結構混んでいてた。松本・沢渡・高山経由で白川郷に向かう。高山側の高速道路は高山西まで伸びているが、まもなく白川郷へダイレクトに入る高速道路も完成しそうなので要チェックだ。我々は荘川IC経由で国道156号線を走り白川郷に午後2時過ぎに到着。東京から休憩・昼食込みで6時間半位だ。

白川郷では「せせらぎ公園駐車場」に車を止め荘川を渡って荻町合掌集落に入った。ここが合掌造りの本場だ。

最初に明善寺に行く。

Myouzenjimon

お寺で貰ったパンフレットによると、白川村には10ケ寺があるが、明善寺が一番檀家が多いということだ。写真は鐘楼門で約260年前の作。

Myouzenjikuri

写真は明善寺の庫裏だ。一人300円を払って見学。今から約200年前の建築。一階の居間には夏の今も囲炉裏の火が燃え続けている。これは家を乾燥させ虫除けをするためということだ。

荻町にはコスモスが咲き誇っている。日差しは強いが風はさわやかだ。合掌造りの家は屋根が東西に傾斜していて、南北に長い。南北に長いのは南から北に流れる庄川の流れにそって吹く風の通りを良くするためだ。

Cosmosugasshou

もう一軒最大級の合掌造りの家「神田家」を見学してから、高台に車を回し荻町の全景を撮る。

Muraennbou

やや色付いた稲がきれいだ。これは標準レンズで集落の全景を撮ったもの。神田家のおばさんの話では雪景色の荻町は美しいということだ。合掌造りの屋根もトタン屋根も雪を被ると等しく美しいということだ。

Muracosmos

高台に咲くコスモスに焦点を当て荻町の集落をぼかしてみた。9月中頃の日差しは厳しいが、風は秋の香りを運んでいた。白川郷の乾いた風に吹かれると私の心は遠い昔に帰っていくようだ。

コメント
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