レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

サクラナ外伝「帰らぬサクラナと呑気な二人」

2009-09-30 22:08:54 | 小説
サクラナ外伝「帰らぬサクラナと呑気な二人」

 「おー、もう10時過ぎただすなあ。
 寿司食べて、テレビ見ていたら、
あっという間だっただすなあ。
 だば、
 サクラナさんは
まだどこかで飲んでるだすかあ?」
 「ママ」
 「ウメナ、
風呂先に入って寝る準備をするだすよ」
 「あほ」

 あおむとウメナが風呂に入り終わると、
もう12時近くになっていた。
 「完全にサクラナさんは
ヨッパライモードに入っただすかなあ。
 タマキさんみたいだすかなあ。
 おー、あれ?
 うーん、たしか、
昔、そんなことあったような気がするだすなあ」
 あおむは少し昔のことを思い出しかけていた。
 「あほ、寝る」
 ウメナはそう言うと、
あくびをしながら自分の部屋に入ってしまった。 
 「電話してみるだすかあ」
 あおむはそう言いながら、
サクラナの携帯電話にするが、
サクラナの携帯は電源が入っておらず、
留守電にもなっていなかった。
 「タマキさんと同じだすかなあ?
 このまま、待つだすかなあ。
 先に寝るだすかなあ?」
 あおむは携帯電話に表示される時間を見ながら、
ぶつぶつ言って、何か考えていた。
(続く)
 
 
   


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