レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第11弾「大逆転、猫の滅亡」

2011-01-28 23:09:41 | 小説
第11弾「大逆転、猫の滅亡」

「セイギからの情報だが、
猫が大量に死んでいるようだ」
「基礎食料のカエルの大量死亡が
大きかったのか」
「それはわからない。
おたまじゃくしレベルでは
まだカエル自体の滅亡傾向はない」
「猫が人間を襲わなくなったのはいいが、
カエルの大量死亡で、
蚊の異常発生で蚊を通しての伝染病が
各地に広がって、
死者が増えている」
「こっちがたてば、
あっちがたたずか」
「逆だっけ、
それで良かったっけ」
「まあ、
今のところ、
死んでいるのは年寄りが多いし、
その量も多くない。
猫より対策がとりやすいので、
これですぐに人類が滅亡
ということはありえない」
「でも、何故、あれだけ進化した猫が
一気に滅亡の危機に瀕したのか」
「わからない。
この異常現象といい、
人間の劣化といい、
わからないことだらけだ。
こういう時、教授が生きていれば」 
「本当、悔やまれるなあ」
(続く)


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