第11弾「大逆転、猫の滅亡」
「セイギからの情報だが、
猫が大量に死んでいるようだ」
「基礎食料のカエルの大量死亡が
大きかったのか」
「それはわからない。
おたまじゃくしレベルでは
まだカエル自体の滅亡傾向はない」
「猫が人間を襲わなくなったのはいいが、
カエルの大量死亡で、
蚊の異常発生で蚊を通しての伝染病が
各地に広がって、
死者が増えている」
「こっちがたてば、
あっちがたたずか」
「逆だっけ、
それで良かったっけ」
「まあ、
今のところ、
死んでいるのは年寄りが多いし、
その量も多くない。
猫より対策がとりやすいので、
これですぐに人類が滅亡
ということはありえない」
「でも、何故、あれだけ進化した猫が
一気に滅亡の危機に瀕したのか」
「わからない。
この異常現象といい、
人間の劣化といい、
わからないことだらけだ。
こういう時、教授が生きていれば」
「本当、悔やまれるなあ」
(続く)
「セイギからの情報だが、
猫が大量に死んでいるようだ」
「基礎食料のカエルの大量死亡が
大きかったのか」
「それはわからない。
おたまじゃくしレベルでは
まだカエル自体の滅亡傾向はない」
「猫が人間を襲わなくなったのはいいが、
カエルの大量死亡で、
蚊の異常発生で蚊を通しての伝染病が
各地に広がって、
死者が増えている」
「こっちがたてば、
あっちがたたずか」
「逆だっけ、
それで良かったっけ」
「まあ、
今のところ、
死んでいるのは年寄りが多いし、
その量も多くない。
猫より対策がとりやすいので、
これですぐに人類が滅亡
ということはありえない」
「でも、何故、あれだけ進化した猫が
一気に滅亡の危機に瀕したのか」
「わからない。
この異常現象といい、
人間の劣化といい、
わからないことだらけだ。
こういう時、教授が生きていれば」
「本当、悔やまれるなあ」
(続く)