レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第三弾リメイク「野郎伝説?」

2009-04-20 18:23:54 | 小説
第三弾リメイク「野郎伝説?」

 もとめは秀才の賢明がそう言いだして驚いた。
 23番目を発見。
 もし、そうなら、コンクールに勝てるかもしれない。
 でも、どうして知ったのかしら。 
 「どうしようかしら、気になるわね。
賢明くんの言う野郎伝説。
もし、それが22の分類に入れなければ大変なことよ。
それで、その野郎伝説はどうして知ったの」と
もとめが思っているとおり訊くと
 「それは、秘密です。
明日までに永久くんと相談して、
永久くんがOKしたらお話します」と
賢明ははっきりと言う。
 「そ、そうね。その方が賢明ね。
だじゃれじゃないわよ」
 もとめは賢明の自信のありそうな態度に
少し動揺したが、もし本当ならと明日が楽しみになった。
 「それじゃ、今日はここまでとします。
あとは自由にね。はい、ケンタくん」
 「あのー、せっかくだし、
やる気を出すためにも明日の発表会で
先生が一番いいと思ったグループに何かご褒美くれませんか」と
 ケンタはずうずうしいことを言うと、
 「そうだ」
 「それはいいわね」と
 生徒たちはケンタの意見に賛成する。
 「そうね。わかったわ。ご褒美考えておくわ」と
 もとめはにっこり笑って答える。
 「じゃあ、これで解散します」
 もとめと生徒たちはそれぞれ別れた。
(続く)


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