レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章6

2012-02-28 00:57:43 | 小説

第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章6


 「何、あの変な服を着た男たちは?」
と言いながら、
 水晶を覗いていた胸女ハルカはまた笑い出した。
 「あー!
 アレはね。
 懲らしめ役の制服なんだよ。
 懐かしいなあ。
 名前は...」
とそこまで言って、
 パティが言葉のとおり、
水晶を懐かしげに覗き込む。
 「懲らしめ役?
 で、あのマヌケな男が豚を食べただけで、
 あんな格好で懲らしめられているわけ?
 ふーん...
 そんなのじゃあ、
 その世界の王も相当頭悪そうねえ」
 胸女はそんなことを言いながらも、
楽しげに話した。
 胸女とパティは楽しげに水晶を覗いていたが、
 その脇で、
 ラーメンと肺女が、
 「あれがまずかったのかな」
 「そうかもしれないわねえ」
と、
 こそこそ話し合っていた。
 「サギー様、
 まだ、首を傾げてますね」
とぺーが言うと、
 「本当ねえ。
 いつもだったら、
 こんなときに、
 あんなにわらいこけている亀男とねずみ虫見たら、
 ぶったたいているのにねえ」
と言って、
 チンパン姿の小判女が小首を傾げると、
 チェリーが、
 「ねえ、そこを見て」
と言って、
 水晶のある場所を指さしたのだった。
(続く)
 



 



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