カミサン伝説20真?ハッピー編「第一部完」
「もしかして、
さあ、あの像ってさあ?
手にいれたときに、
不幸じゃないとダメなんじゃないの?
なんかそんな感じがする」
と、
タロウはその後自分の意見を言った。
「そうかもな。
でも、
それだけじゃなく、
他にもあの像が効果
を発揮する何らかの条件があるんじゃないか?」
木太郎がタロウの意見を聞いて、
自分の考えを話した。
「人がいいとかだけじゃないのかな?」
タロウは首を傾げながら言うと、
「何か、そんな気がするんだよな」
木太郎はタロウにはそれだけしか言わず、
二人はそこで別れた。
その後、
木太郎はハッピーの像の効果に惹かれ、
その条件を研究するようになるのである。
他方、
エイタは高校生のクセにハゲタの事実上の助手になり、
カミサン伝説を研究することになった。
この後、
ハゲタは、
もちろん、
木太郎もエイタも、
ハッピーの像の効果について研究するようになり、
それから相当時が経過した後、
ハゲタ、
エイタ、
木太郎は、
ハッピーの像と遭遇することになるのだが、
それはまた後日に...。
(第一部完)