レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「たまお、キミカVSふうた、ネネ8」

2009-08-03 21:33:23 | 小説
第3弾リメイク「たまお、キミカVSふうた、ネネ8」

教室では、考え込む生徒たちを前に、
もとめがひさめに質問する。
 「ひさめさん、あなただったら、何を選ぶ?」
 「先生、ずるいですよ。
 先生からお話しくださいよ」
 「そうだぞ!」
 ひさめの言葉に続いて、
 みはるがそう言うと、
ひさめはいつもと違ってみはるをとめなかった。
 「そうねえ。
 私だったら、山手線編かなあ」
 「えー?何故ですか」
 ひさめの問いに、
 「理由は秘密。あなたはどうなの?」
 もとめは笑って逆にひさめに訊く。
 「私はひょうきんな仮面編ですかね」
 ひさめは少し考えてから答える。
 「賢明くんは?」
 もとめの問いに、
 「僕は雛祭り編です」
 賢明はそう答えて笑う。
 「僕はやっぱりアヤメ編だな」
 みはるがそう言うと、
 「あんたには訊いてないわよ」
 ひさめが笑っていう。
 「あとは、ケンタくん、
永久くん、サヤさんはどう?」
 もとめが何故か笑いながら訊くと、
 「俺もみはるちゃんと同じ」
 ケンタがみはるの方を見ながら答える。
 「私は、賢明くんと同じです」
 「やっぱり、二人は怪しいなあ!」
 みはるがサヤの答えを聞いてひやかすと、
 「じゃあ、
みはるだって、ケンタくんと怪しいじゃない」
 サヤが言い返すと、
 みはるは顔を真っ赤にして、
 「僕たちはゲーム仲間だ。
 それだけだ!
別にやましいことはしてないぞ!」」
 少しムキになって言ったので、
ケンタ以外は笑った。
 「最後は永久くんね」
 「じゃあ、うーん。
 僕はもとめはまた死ぬ編」
 永久の答えにみんなしーんとなる。
 「いいのよ。たまたま名前が同じだけだから」
 もとめが少しイヤな顔をして言う。
 「バカだな。永久は!少しは考えろよ」
 みはるがあきれたように永久を指さす。
 ひさめが、
 「あんたに言われたくないわよねえ」と、
 永久の方を見ると、
永久は苦笑いするだけだった。
(続く)       


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