レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新作ディープ「新キモ男三人衆、変態黒同姓愛教師?の恐怖?」「ルで自滅?と救済者」

2014-04-17 00:53:12 | 小説

新作ディープ「新キモ男三人衆、変態黒同姓愛教師?の恐怖?」「ルで自滅?と救済者」


 もとめは完全にパニくっていた。
 実は答えはすぐそこにあるのに。
 ルクセンブルグもルスバンデンワもルバン三世もだめだ。
 あー、しまった。
 禁止用語をンにしなかればよかった。 もとめは後悔していた。
 「7,6,5,4,3」
 今度はもとこではなく生徒たちが今度はカウントを始める。
 「2,1,ブー」
 生徒達は大笑いする。
 「まいりました」
 もとめは泣きそうな顔でうつむく。
 「先生、
 ルームがあったじゃないですか」
 木太郎がからかうように鼻をほじりながら鼻くそをオチタの顔につけると、
 「きたねえな」
と、
 オチタがハンカチで顔を拭くと、
 みんな大笑いする。
 「あのー、
 今日、明日はしょうがないとして、
 最終日もでは気の毒だと思いますが」
と、 
 チウメが小声で言うと、
 「そうだね。
 これじゃ、先生可愛そうだ。
 木太郎の鼻くそで勘弁してやろう。 
 なーんて、嘘、冗談、へへへ。
 何か、
 次のゲームがつまらなくなるから、
 チウメちゃんの意見に賛成」
と、
 オチタも結構調子に乗りながら、
 そう言うと、
 「わかったわ。
 もとめ、オチタくんとチウメさんに感謝するのよ。
 最終日の話しはなしにしてあげる。
 その代わり、
 今日、207号室で徹底的にしりとりの勉強をするのよ。
 いいわね」
と、
 もとこが言うと、
 みんな笑って拍手する。
 「ありがとうございます」
 もとめはうつむきながら小声でお礼を言う。
 「鼻くそはどうしましょう」
と、
 木太郎がふざけて言うと、
 「もとめ、顔を出しなさい」
 もとこが妖しい笑いを浮かべる。
 「えっ」
 「冗談よ」
と、
 もとこが今度は意地悪そうに笑う。
 「先生、しりとりに勝ちたいなら最低30は単語覚えておかなきゃ、
 いや、
 11人いるから34はね」
と、
 木太郎が今度は股間を掻きながら偉そうに言う。
 「まあ、そこまではおおげさだけど、
 23くらいは覚えておかないとね」
と、
 もとこは笑う。
 「はい、わかりました」
 もとめはそう言って頷く他なかった。
(続く)




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。