レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新作ディープ(?改)「新探偵?くそたの実験」

2011-01-30 00:46:30 | 小説
新作ディープ(?改)「新探偵?くそたの実験」


グーさん以外の所に最初の方は保管済みです。
  「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」

「いいけど、
どこに行くんだ?」
ホウセイがくそたに訊くと、
「それはついて来ればわかるさ」
「わかったけど、
みんなにはどうする?」
今度は木太郎が訊く。
「だいぶ、待たせているから、
一応、最後の詰めで、ちょっと他の部屋に行く、
とだけ言って、
すぐ、みんなのいる部屋を出よう」
と、 
くそたは答える。


くそたたちはすぐ部屋を出ると、
みんながいる部屋に行き、
ホウセイだけが部屋に入り、
先程話したとおりのことをホウセイが言うと、
素早く、その部屋を出た。
相変わらず、他の7人は黙り込んだままで、
ホウセイが話したことにも誰も質問はしなかった。


そして、
くそたは意外にも自分が倒してしまったレイカがいる
もとめの部屋に行ったのだった。


部屋に入ると、
ホウセイがベッドの上のレイカに駆け寄り、
まだ息があることを確認した。
「下手な推理するより、
ここを出て、救急車呼んであげれば、
助かるんじゃないかな」
ホウセイがレイカの顔を見て、
すまなそうに言うと、
「このまま救急車を呼べば、
俺たち全員人殺しの共犯だぞ。
幸い、
くそたが殴ったのはレイカちゃんの右肩の辺りで、
頭の方じゃないから、まだ、大丈夫さ」
保身に走っているのか、
木太郎がそんないい加減なことを言ったが、
今、警察を呼べる状況ではなかったので、
ホウセイも渋々頷いた。
くそたの方は、
「レイカちゃん、ごめん」
と言った後、、
部屋の中に置いたままにしてあった、
レイカが持っていた偽物のナイフを手にとって、
じっと眺めていたのだった。
(続く)


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