レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

改作「もとこVSもとめ2」

2009-03-22 06:52:03 | 小説
改作「もとこVSもとめ2」

 くそたを先頭にもとこたちがぞろぞろとついてくる。
 教室に入り、トイレの前にみんなが揃うと、
 「中立の僕が先頭で入ります」と
おちたがいうと、
 「オタクは中立はじゃないだろうが」と
もとこ先生の言ったとおりになって欲しい
くそたが言うと、
 「じゃあ、アスカさんは」と
もとこが意地悪く言うと、
 アスカは昨日の恐怖のためクビを横にふる。
 「じゃあ、私が」とひさめが手を挙げると、
誰からも異論が出ない。
 ひさめは中に入り、トイレのドアを開ける。
アスカは思わず目をつぶったが、
中に飾ってあった絵は確かに花、
クロユリであった。
 「わー、もとめ先生凄い、記憶力」と
生徒たちはもとめの方を見る。
 それに反し、もとこはもとめを睨みつける。
 「じゃあ、私の勝ちね。約束どおり、
今日はくそたくん、
明日は姉さんがここに泊まるということで、いいわよね」と
もとめはもとこを見てにやりと笑いながら言うと、
もとこは悔しそうに頷く。
 そして、もとこはもとめにそっと近寄ると
「あんた覚えておきなさいよ」と耳元で囁くが、
もとめはそれを無視して答えない。
 もとこはこの時もとめにしてやられたことに気づいたが、
何を考え直したのか
 「ごめんなさいね。
私のミスでアスカさんにはイヤな思いを与えてしまって、
さあ、今日は2回目のコンテスト楽しくやりましょう。」と
作り笑顔で言う。
 「わーい、ヘソコンテストだ」と
呑気に木太郎は笑う。
 「じゃあ、早く夕食にしましょう。
オオシマがどこかいなくなっちゃたから、
夕食はもとめお願いね。
そうね。コンテストもあるから、
6時から夕食にしましょう。
だから、軽いものでOKよ。じゃあ、よろしく」
もとこは内心悔しいが何か頭を切り換えたのか、
さっさと部屋に戻ってしまった。
(続く)


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