レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

カミサン伝説20「ハッピー編」462

2013-05-12 01:01:24 | 小説

カミサン伝説20「ハッピー編」462


 ハルカたちは4人でショッピングをした後、
 ナツキの提案で近くの居酒屋に行った。


 「4人だし、
 こういうとこの方が
 気楽だと思いまして」
 ナツキが店に入ってから言うと、
 「あたしも」
 「僕も」
 「あっしも。
 もしかしたら、
 フランス料理とかだったらなんて、
心配してたんですけど、 
 さすが、ナツキちゃん」
 ハルカ、直哉、チンタの順で言うと、
 「味はしょうがないわよね。
 それより、不思議な縁ですね」
と、
 ナツキが言い出すと、
 「龍之介のおかげかもなあ。
 あいつ、
 アホなのに、
 結構、
 福を呼び込むんですよ」
 直哉が思ったことを口にすると、
 「お二人は仲がよろしいんですね。
 龍之介さんも結構直哉さんの話しをしてますよ」
と、
 チンタがにやっと笑って言うと、
 「そ、そうなんですか?
 ハルカさんも聞いて...」
 直哉が驚いたように言うと、
 「だから、
 ハルカさんもこんなにお偉い方なのに、
お付き合いする気になれるんじゃないですか?
 過去を知らないと、
 そうはいきませんよね」
 「チンタちゃん」
 チンタがハルカと直哉をからかうように言うと、
 「あのー、
 お願いなんですけど、
 ハルカさん、
 チンタさんの何か面白い話し、
 していただけません」
と、
 ナツキがチンタの方をちらっと見て、
そんなことを言いだしたのだった。


(続く)
 
  

 
 



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