「そして3人しかいなくなった?」741
そして、
みつるが、今いる生命体がまだロボット状のとき、
タケルと虎之助が骨になったという出来事をきちんと話して、
こうして無事にいられることが一番重要だから、
食べ物くらいでグチグチ言うな
と説教するように話すと、
「わりい...」
「僕もそうだったんだ...」
タケルと虎之助が
順になんとなく恥ずかしげにそれだけ言ってうなだれたので、
マルナが、
「この話し、もうおしまい。
後はなるようになるわよ!
そうよ!
まだ、あたしたち、ここに来てから、温泉見つけたくらいで、
全区域歩いていないから、
あの奇妙な生命体が絶命したら、
手分けして散策しない。
何か楽しいもの見つかるかもよ」
と、
マルナが明るく言ったので、
そこにいるメンバーは表面上は笑顔で頷いたのだった。
(続く)