レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第3弾リメイク「カミサン?の棺とたまおの考えとキミカの話し」

2011-01-20 01:23:52 | 小説
第3弾リメイク「カミサン?の棺とたまおの考えとキミカの話し」

「なんだすかな?」
「その話しって、
前にキミカがした話しによく似ていない」
たまおの言葉に、
ネネがキミカをちらっと見た後、
そう訊いた。
「そうだすよ。
ループ屋敷編だっただすかな。
キミカちゃんそうだすよな」
「えー、そんな話し、
あたし、したっけ?」
たまおがキミカに同意を求めると、
何故かキミカは首を傾げた。
「キミカ、覚えてないの?」
「うーん...」
「おー...
記憶が消されるんだすなあ」
「なんだ、たまお」
「そういうことか」
みはる以外の5人はそれぞれ何か考えていた。
「まあ、僕とネネちゃんが覚えていて良かっただすよ。 
ふうたも覚えているんだすよな」
「それが...」
「ふうたくん、あのときいたっけ?」
「いろいろあっただすからな。
とにかくだすな。
キミカちゃんの記憶がなくなった
ということは、
逆に言えば、
僕の考えでいいと思うだすよ。
で、だすな。
うーん...」
たまおは、
途中まで自信ありげに話したのだったが、
急に口籠もった。
(続く)


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