第3弾リメイク「カミサン?の棺とたまおの考えとキミカの話し」
「なんだすかな?」
「その話しって、
前にキミカがした話しによく似ていない」
たまおの言葉に、
ネネがキミカをちらっと見た後、
そう訊いた。
「そうだすよ。
ループ屋敷編だっただすかな。
キミカちゃんそうだすよな」
「えー、そんな話し、
あたし、したっけ?」
たまおがキミカに同意を求めると、
何故かキミカは首を傾げた。
「キミカ、覚えてないの?」
「うーん...」
「おー...
記憶が消されるんだすなあ」
「なんだ、たまお」
「そういうことか」
みはる以外の5人はそれぞれ何か考えていた。
「まあ、僕とネネちゃんが覚えていて良かっただすよ。
ふうたも覚えているんだすよな」
「それが...」
「ふうたくん、あのときいたっけ?」
「いろいろあっただすからな。
とにかくだすな。
キミカちゃんの記憶がなくなった
ということは、
逆に言えば、
僕の考えでいいと思うだすよ。
で、だすな。
うーん...」
たまおは、
途中まで自信ありげに話したのだったが、
急に口籠もった。
(続く)
「なんだすかな?」
「その話しって、
前にキミカがした話しによく似ていない」
たまおの言葉に、
ネネがキミカをちらっと見た後、
そう訊いた。
「そうだすよ。
ループ屋敷編だっただすかな。
キミカちゃんそうだすよな」
「えー、そんな話し、
あたし、したっけ?」
たまおがキミカに同意を求めると、
何故かキミカは首を傾げた。
「キミカ、覚えてないの?」
「うーん...」
「おー...
記憶が消されるんだすなあ」
「なんだ、たまお」
「そういうことか」
みはる以外の5人はそれぞれ何か考えていた。
「まあ、僕とネネちゃんが覚えていて良かっただすよ。
ふうたも覚えているんだすよな」
「それが...」
「ふうたくん、あのときいたっけ?」
「いろいろあっただすからな。
とにかくだすな。
キミカちゃんの記憶がなくなった
ということは、
逆に言えば、
僕の考えでいいと思うだすよ。
で、だすな。
うーん...」
たまおは、
途中まで自信ありげに話したのだったが、
急に口籠もった。
(続く)