レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

改作「ヘソコンテスト4」

2009-03-23 15:01:12 | 小説
改作「ヘソコンテスト4」

 「あのさあ、俺やっぱり2番やめておくよ」と
永久が考え直す。
 「何でだよ」と
おちたが言うと、
 「また、勝つともとめ先生が狙われるからだよ。」
 「そうか、それじゃあ、俺も2番やめておく。
2票で勝ちも負けもなければ、カドがたたないだろう。」と
おちたが言うと、
 「それなら、1票の方がいいんじゃないか、
今度は7人いるだからさあ、
1票でもビリにはならないよ。
それに誰が選ぶというルールでも
はずしてあげられるからな」と
木太郎も言う。
 「じゃあ、1票な」
くそたがそう言って、
後はデジカメの奪い合いとなる。
 
 「もう後15分しかないぞ」
 「集計したけど、10票しかないぞ」
 「5人だからあってるじゃないか」
 「でも、前回は12票だったぞ」
 「あれえ、おかしいなあ」
 「誰か前回2重投票したなあ」
 「俺してないぞ」
 「オオシマさんかなあ」
 「写真見ないで
どうやって投票すんだよ」
 「前の紙は?」 
 「そんなのちぎって捨てたよ」
 「オオシマさんだったら、こわー」
 「だから違うよ、木太郎のバカだろう」
 「俺じゃないよ、いや、俺かなあ」
 と木太郎が自分でわからなくなると、
 笑い出す。
 「まあ、こうしよう。
前回はオオシマさんも投票した」と
ホウセイが言うと皆頷く。
 「じゃあ、ホウセイまたうまく発表やって、
誰が誰だがわかるようにうまくやってくれ」と
木太郎が言う。
 「任せた。木太郎はにやけるなよ」
くそたがそう言うと蹴りのマネをする。
(続く) 


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