レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新「ミケーレの蒼き仮面」第五章109

2016-01-07 07:35:48 | 小説

新「ミケーレの蒼き仮面」第五章109


 「アニーがすぐ消えちゃった...
 ずっと僕たちと一緒にいたのに...」
 最初に口を開いたのは、
 後から来たウトーだった。
 当の本人も、
 「俺、ここにいるよな」
とだけ言って、
 両手で自分の身体のあちことを触りまくって、
その存在を自ら確かめていたのだった。
 「世界が違うからでしょうか...」
 水晶を使った、先に来ていたペーがそれだけ言うと、
 「ペー、
 じゃあ、その理屈なら、俺の過去は見ることができるはずだから、
 今から、
 覗いてくれ」
と、
 先に来ていたアニーがやや不安そうな感じで言ったのだった。

(続く)



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