レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

サクラナ外伝フォー「タマキの嫉妬?本音?」

2014-04-09 06:57:41 | 小説

サクラナ外伝フォー「タマキの嫉妬?本音?」


 そして、
 サクラナは店でタマキと二人だけになったとき、
 例のメールの話しなどをしてあおむの結婚相手として百合が自分をライバルだ
と思い込んだいるようだと、
 ある意味、少し自慢げに話すと、
 タマキは苦笑いしながら、
 「サクラナ、悪いけど、違うんじゃない?
 百合さんウメナにメールして
自分の代わりにあおくんと夜桜見物してくれ
と頼んだんでしょう。
 それって、
 自分があおくんの彼女だという自信からきているのであって、
サクラナのことは頭にないんじゃない。
 正直に思ったこと言って悪いけど」
と、
 何か考えがあるのか、本音なのか、そう話すと、
 サクラナは少しムキになって、
 「タマキ、もうあおくんのことは諦めたのに妬いてるの?
 どうして、ウメナのメールからそんなこと言えるのよ。
 ウメナに頼むくらいなら私に頼んだ方が早いし確実でしょう」
と、
 言い返したので、
 タマキは、
 「そうかもね。
 あおくんとウメナが戻ってきたから、また、後で」
と、
 ムキになって言い返すことなく、
ちょうどあおむとウメナが店に戻ってきたのをいいことに話しをやめたのだった。
 あおむは店に戻ったとき、
なんとなくサクラナの機嫌が悪そうだったので、
 「あおー、
 買い忘れたものがあっただすよ。
 ウメナ、また、付き合ってくれだすよ」
とすぐに言って、
 ウメナの手を引くと、
 また、店から出ていってしまったのだった。

(続く)



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