レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

真END「永久の遺書」

2009-03-26 20:54:35 | 小説
真END「永久の遺書」

 しばらく、永久の死後沈黙が続いた。
 永久の遺体からミカエルの衣装をはずし
ベッドに運ぼうとしたところ、
「遺書」と便せんのようなものに
手書きされたものがポトンと落ちた。
 
 遺書はとても長い内容だったので、
最初にいつきが読んだ後、
順番に他の3人が永久の遺書を読んだ。

 「まさかだす」
 「カミサンと永久がグルだったとは」
 「俺を脅していたのは永久だったなんて」
 「この遺書は永久が書いたものなのか」
 エイタの一言を最後にまた4人の沈黙は続いた。

 いつきは
永久の遺書の最後の言葉だけを読み上げ泣いた。
 「この計画は完璧なはずだった。
しかし、そう甘くはなかった。
こんなに想定外のアクシデントが起きるなんて。
許せ、友よ」
 「友っていつきさんだったんだすかなあ」
 あおむが呟く。
(続く)


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