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横田の里の常連さんが綴る里のネタ特集

目的別のサウナ活用法

2015年11月28日 | 秋ネタ

スポーツジムやスパなどに併設されている「サウナ」。筋トレなどのトレーニング後に、サウナで汗を流す40代男性も多いはずだ。ところが、自己流で入浴するとかえって筋肉に悪影響を与えてしまうこともあるという。トレーニング後の疲労回復、ダイエット、リラックスや注意点など、目的別のサウナ活用法をパーソナルトレーナーの垣内友里恵さんに聞いた。

■■今回のアドバイザー
パーソナルストレッチ専門店S-LIFE横浜店
パーソナルトレーナー 
垣内友里恵さん

1990年3月27日生まれ。日々の仕事や家事などで身体に不調を感じている方のお悩み解決や理想の身体を実現させる為、ストレッチ・体幹トレーニングを通じてトータルサポートをしている。

■サウナは筋トレの翌日に入るのが◎

垣内さん「ダイエットや疲労回復など、サウナを利用する目的は人それぞれ。期待する効果が異なるようにアプローチの方法も異なるので、目的に合せたサウナの活用法を知っておく事が理想の身体に近づける為の一番の近道です

様々な効果が期待されるサウナですが、特に筋トレ後の疲労回復を目的に利用する人が多いようです。ただし、アクティブなトレーニングで筋肉が炎症を起こしている場合、すぐサウナに入って温めてしまうと炎症がひどくなってしまうので逆効果。筋トレをした当日はシャワーのみか湯船に軽く浸かる程度でいいのです。サウナに入るのはトレーニングから12〜24時間後がベスト。10分を目安に入浴し、その後冷水に2分浸かり、再度サウナに入るとより効果的です。

また、サウナには血液の循環を高め代謝をアップさせる働きがあるため、脂肪を燃やしやすく・太りづらい体を作ることができます。ダイエット目的でサウナを活用する場合は、反復浴がオススメです。約10分サウナに入ったあとは、外に出て汗が引くのを待ち、汗が引いたら再度サウナに入ります。少しずつサウナに入る時間を縮めていきながら、3〜4回入浴するのがポイントです。サウナに入った後に、体重をチェックすると、落ちていることがあります。しかし、これはダイエットに成功したのではありません。体内の水分が外に出たことにより脱水状態になっており、体重が減少することによる身体からのサインなのです。そのような場合は水分を多めに摂るよう心がけてください」

■ミストサウナにはリラックス効果が

垣内さん「サウナというと80〜100度前後の比較的温度の高い『ドライサウナ』思い浮かべる人も多いようですが、40〜60度の低めの温度に設定された『ミストサウナ』を設置しているスポーツクラブもあります。ミストサウナは体にかかる負担が少なく、リラックス効果が期待できます。こちらは15分を目安にゆっくりと汗を流す持続浴がオススメ。低めの温度のサウナに入ることで神経を鎮めたり緊張を解いたりする鎮静作用が働きます。暑さに慣れている人はドライサウナで持続浴をしてもリラックス効果が得られますが、くれぐれも無理は禁物。辛くなったら無理をせず出ることが大切です」

■最後にアドバイザーからひと言

「高血圧や心疾患など体に不安があるかたは使用を避けるか、体調と相談をしながらドライサウナを利用するといいでしょう」



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