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ががって?

2011年06月30日 | 気になるネタ

裸と見まがう衣装でステージに立つかと思えば、東日本大震災被災者支援イベントでは、真っ先に歌い踊る米国の女性歌手、レディー・ガガ。

一体この“お騒がせレディー”は何者なのか--。

 千葉・幕張メッセで、25日開催された大震災復興イベント「MTV・ビデオ・ミュージック・エイド・ジャパン」のオープニング。黒のパンツとブラジャー姿で登場したガガは、金髪をみずらに結い、まぶたに目玉のメーク。自ら構成した「クモの巣につかまっても、強い気持ちがあれば苦境を乗り越えられるという物語」をベースに2曲を歌い踊った。

 ガガは、3月11日、「祈るだけではダメ。『祈りをささげよう』と書いたリストバンドを作ってお金を集めよう」と、すぐに行動し2日間で25万ドルを集めた。それは今、150万ドル(約1億2000万円)を超えたという。本人も「同額を寄付した」と発表した。来日会見で「なぜ、日本のためにそこまで」という質問には「ホワイ・ナット?(当然でしょ)」とかわし、その真意は定かではない。

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 さて、ガガとはどんなアーティストなのか。

 本名・ステファニー・J・A・ジャーマノッタ。1986年3月28日、米国ニューヨーク州のイタリア系実業家の家に生まれる。17歳でニューヨーク大学の芸術学部に早期入学するも1年で休学し、実践の道へ。まず、ストリップクラブで働く。「当時、父親は目も合わせてくれなかった」らしい。

 この時代に、担当プロデューサーが、人気バンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーに似ているとして、彼らの曲「Radio Ga Ga」をもじって芸名が付いたとされる。

 08年、歌は当然、詞・曲・演奏まで携わった「ザ・フェイム」でアルバムデビューし、各国で1位を獲得。

 それからは、歌もファッションも言動も、怖いものなしの快進撃が続く。10年4月には動画サイト「YouTube」の再生回数が10億回を超え新記録。チャート1位や音楽賞は数限りない。

 半面、「過激すぎる」とビデオ作品の放送が自粛された国も。大麻吸引やバイセクシュアルを告白し、左肩に「TOKYO LOVE」のタトゥーが入る。

 以上のように、ただの“お騒がせアーティスト”でないことは明らか。といって、マドンナやマイケル・ジャクソンほど「誰でも知っている」という認知レベルではない。では、なぜ、若者にここまで支持されるのか。

 まず、ガガの音楽や映像が、ネット流通を主体とすることが挙げられる。この潮流は欧米ではすでに主流。テレビなどで目にするころには、「すでに超有名人」ということが起きるのである。

 また、彼女のプライベートな背景も大きな要因であろう。何不自由ない家庭なのに、ストリッパーになり、薬物に染まる。この孤独感や疎外感、被差別感を繊細に受け止める姿を基盤に、155センチと小柄ながら、爆発的で誠実なパフォーマンスを繰り広げる。いわば正統なお嬢様による“弱者のリベンジ”。

 今回のような社会貢献への積極的な参加も、評価をグッと上げる。“爆発したくてもできない”閉塞(へいそく)する若者のアイドルになるのは、時代の必然なのかもしれない

 

夏場は「ウドの酢味噌和え」が美味しいですね☆

この日は雲丹をのっけてくれました。

ミョウガといっしょに食べてください