明日19日 日本共産党の府会予定候補である「むらき恵子」の事務所びらきがあります
ぜひ多数ご参加ください
と き 3月19日 土 午後1時30分~ 40分間程度
ところ むらき事務所
木津川市山城町 国道24号開橋の東側
大震災後、株式市場や為替の値動きを見ていると、想像通りの動きをしている。
この大惨事で、日本経済が大変な時に「株安」「円高」である。
資本主義経済の原則という視点で見れば、当然の結果だといえるが、あまりにも冷酷すぎるのではないかと感じる。
小泉総理が推し進め、今でも国会・地方を問わず信奉している政治家が多い「官から民へ」「民間原理に任せておけば効率的でなにごともうまくいく」という幻想である。
時には、日本銀行などが介入するものの、「民」の最たるものである「金融・株式市場」は、まさに正直なもので、儲かりそうもない所からは素早く撤退し、より利益を生むところに移動する。しかも、中長期的ではなく目先の利益を優先してである。
大震災後の対応を見ても(すべての原因とは言わないまでも)スリムな行政・公的セクターが、危機対応力までそがれていることがわかる。
私たちは、現時点で資本主義経済そのものを否定はしないが、やはり市場や企業も利潤追求であるとともに「社会的存在」であることから、人間社会を構成する一員として、冷酷・非情ではなく最低限のルールは確立し、カネ第一という思想から脱却すべきではないか。