先日、生協主催の有害化学物質削減連続学習会「環境ホルモン・プラスチック容器・ダイオキシン」というイベントに参加してきた。
一時はマスコミでも繰り返し取り上げられた内容だが、解決したわけでもないのに、今では話題にのぼってこない。どうなっているのか知りたくて申し込んだ。
「プラスチックは有害化学物質の曝露源です」
講師は東京農工大学の高田秀重教授である。2時間もの長丁場で、まったく退屈しなかったのは、教授の話が相当ショッキングだったからかもしれない。
以下、わかったことをまとめてみた。
●ノニルフェノールやビスフェノールAといった物質は、女性ホルモンと非常が似ているため、細胞が勘違いして反応を起こす。
●男性は精子数が減少し、生殖器が萎縮する。
●女性は子宮内膜症や乳がんなどが増加する。
●プラスチック容器に含まれるノニルフェノールは、脂っこい食品や加熱によって溶け出し、人体に侵入してくる。
●プラスチック容器のままレンジでチンするのは危険。必ず陶器に移すなどして加熱する。
●アイスクリーム、ラップで握ったおにぎり、使い捨てプラスチックコップ、食品用保存袋、使い捨て手袋、お弁当箱などからノニルフェノールが検出されている。
●炭酸飲料のペットボトルは蓋にノニルフェノールが添加されている。
などなど。
プラスチックのあるところ、環境ホルモンもありというわけだ。人類の繁殖を妨げる大問題だし、私も娘もがんになりたくない。ひとまず、できるところから解決しなくては。
まず、余ったご飯の処理方法だ。わが家では、ラップに包んでご飯を冷まし、冷凍保存をしている。
食べるときは、このままレンジでチーンとなるが、これではまずいらしい。
プラスチックではなく、耐熱ガラスの容器を購入し、ここに入れて保存することにした。
「そもそも、余るほどご飯を炊かなければいいんだよね」
「そうそう」
この件に関しては、夫も素直に耳を傾ける。
それから、食品用保存袋に入れたタマネギ氷。
健康を目指して作ったものが、環境ホルモンに汚染されていたら話にならない。
こちらも環境ホルモンゼロの安全な容器を購入した。
ここに収納すれば安心だ。
パーティーで余った料理を持ち帰る容器や、プラコップなども、もう使う気になれない。
廃棄処分決定!
アイスクリームは、ジャイアントコーンのように紙で包装されていれば大丈夫なのだろうか。少なくとも、プラスチック製品に入っているものは避けよう。
この話には続きがあって、次回は8月に開催される。ぜひ聞きたいが、人数が多いと抽選になるからドキドキしながら待つしかない。
高田教授は最後にこんな発言をした。
「この話を周りの人に伝えてください。なかなかマスコミには取り上げてもらえません」
なるほど。
あなたも、脱プラスチック生活を始めませんか。
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
一時はマスコミでも繰り返し取り上げられた内容だが、解決したわけでもないのに、今では話題にのぼってこない。どうなっているのか知りたくて申し込んだ。
「プラスチックは有害化学物質の曝露源です」
講師は東京農工大学の高田秀重教授である。2時間もの長丁場で、まったく退屈しなかったのは、教授の話が相当ショッキングだったからかもしれない。
以下、わかったことをまとめてみた。
●ノニルフェノールやビスフェノールAといった物質は、女性ホルモンと非常が似ているため、細胞が勘違いして反応を起こす。
●男性は精子数が減少し、生殖器が萎縮する。
●女性は子宮内膜症や乳がんなどが増加する。
●プラスチック容器に含まれるノニルフェノールは、脂っこい食品や加熱によって溶け出し、人体に侵入してくる。
●プラスチック容器のままレンジでチンするのは危険。必ず陶器に移すなどして加熱する。
●アイスクリーム、ラップで握ったおにぎり、使い捨てプラスチックコップ、食品用保存袋、使い捨て手袋、お弁当箱などからノニルフェノールが検出されている。
●炭酸飲料のペットボトルは蓋にノニルフェノールが添加されている。
などなど。
プラスチックのあるところ、環境ホルモンもありというわけだ。人類の繁殖を妨げる大問題だし、私も娘もがんになりたくない。ひとまず、できるところから解決しなくては。
まず、余ったご飯の処理方法だ。わが家では、ラップに包んでご飯を冷まし、冷凍保存をしている。
食べるときは、このままレンジでチーンとなるが、これではまずいらしい。
プラスチックではなく、耐熱ガラスの容器を購入し、ここに入れて保存することにした。
「そもそも、余るほどご飯を炊かなければいいんだよね」
「そうそう」
この件に関しては、夫も素直に耳を傾ける。
それから、食品用保存袋に入れたタマネギ氷。
健康を目指して作ったものが、環境ホルモンに汚染されていたら話にならない。
こちらも環境ホルモンゼロの安全な容器を購入した。
ここに収納すれば安心だ。
パーティーで余った料理を持ち帰る容器や、プラコップなども、もう使う気になれない。
廃棄処分決定!
アイスクリームは、ジャイアントコーンのように紙で包装されていれば大丈夫なのだろうか。少なくとも、プラスチック製品に入っているものは避けよう。
この話には続きがあって、次回は8月に開催される。ぜひ聞きたいが、人数が多いと抽選になるからドキドキしながら待つしかない。
高田教授は最後にこんな発言をした。
「この話を周りの人に伝えてください。なかなかマスコミには取り上げてもらえません」
なるほど。
あなたも、脱プラスチック生活を始めませんか。
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
すからどうしようかな~?ラップは野菜をチンする時に使ってましたよ。ってか、牛丼の持ち帰りももしかして?あれはプラスチックじゃなく発泡スチロールかな?(笑)
何か温める時、皿にラップをかけるくらいで、あとはさほど使わない気がしましたが、よく考えると外で買うものは基本的にプラスチックや袋に入っていますね。
プラ専用のごみ袋は、いつもたちまちパンパンになります。
マンションの集積所でも、燃えるゴミ置き場の倍のスペースがプラ容器置き場になっています。
便利だけど健康に悪影響って、困るな。
教えていただいたからには気を付けたいけど、ウチの年齢ではもう手遅れだったりして…
実は、コンビニの弁当やおにぎりが続くと具合が悪くなることがありました。
保存料や添加物を疑っていたのですが、今から思えば環境ホルモンだったのかも。
プラスチックが誕生して間もなくの1960年代から問題が起きていたらしいです。
イギリスでは精巣の中に卵子のあるオスの魚が何匹も見つかっています。
ぞっとしましたよ。
人類を滅ぼすのは核兵器ではなく、プラスチックなのかも……。
プラスチックのない生活なんて考えられません。
そのくらい、私たちの日常に不可欠なものとなりました。
しかし、こんな落とし穴があるとは。
考えてみれば、私は婦人科系の疾患にかかることが多かったです。
なかなか子供もできなかったし。
プラスチックのなかった1950年代以前は、不便だけど健康的な生活をしていたのでしょうね。
アイスはまったくの盲点でしたよ。
たくさん食べてしまい、こちらも手遅れという気が……。
この数年来、ずっと言われてきたこと。
メーカー(やマスコミ)は、なかなか話題に取り上げない。
なんとか、情報を拡散しないとね。
ネットでも何かできるでしょう。
ダイオキシンや環境ホルモンが話題に上ったのは2000年代くらいでしょうか。
小型の焼却炉が使用不可となり、それで終わった気になっていましたが、そうではなかったようです。
人類とプラスチックはもはや分離できないのかもしれません。
燃やさなくても、こんなに害があるなんて。
それなのに、メーカーは生殖機能を落とす商品を作り続け、マスコミは沈黙を守ります。
後半の内容も楽しみですが、当たるかどうか……。
お惣菜はよく買うし、たんびレンジで温めもします。
ラップも、害の大きいものとそうでないもの、とかは聞きますね。
便利だけど危険な現代の暮らしと、不便だけど安全なかつての暮らし。
まだ私は戻れそうだけど、子の世代では無理な気がします。
ウチで出るプラスティックごみはたくさんあるので、大いに興味を持ちました。
ご飯もラップに包まないようにしなければいけませんね。
プラスチックコップ本体には環境ホルモン成分はないそうです。
しかし、添加物質に問題があるとか。
盲点ですね。
サランラップのホームページを見ても、ダイオキシンが発生しないと書いてありました。
でも、ノニルフェノールは?
どうも信用できませんね。
100均商品は海外で生産されたものが多く、日本の規制外となっているようです。
使用禁止物質もオーケーなんだとか。
もう買わないようにしよう……。
いったい、何が安全なのか、教えてもらいたいです。
見えない脅威は怖いですね。
放射性物質も見えないし、環境ホルモンも見えません。
でも確かに存在しているわけですから。
プラスチックに頼らない生活は無理でしょう。
せめて、最小限にとどめたいと思います。