午後は、『ボニンブルー シマ』の島さんの案内で
『東平アカガシラカラスバト バードサンクチュアリ』へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ed/e0c2392a070d052cacc9171a24cd49a6.jpg)
このアカガシラカラスバトは小笠原固有の鳩で、頭が赤くて体が黒。
地上に巣を作り地上で生活するため、野生化した猫などにやられて、
現在は30固体くらいしかいない、絶滅危惧種。
残念ながら繁殖期にはまだ早く、見ることはできず…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
繁殖期は11月~3月くらいで、その時期にこのエリアに戻ってくるのだとか。
小笠原諸島は、今までどことも陸続きになったことがなく、
海だけでなく山の動植物にも固有種が多いらしい。
実際、小笠原にはダイビング目的だけではなく、山歩きを目的にした
高齢者の方がたくさん訪れているよう。
島さんのお話によると、外来種の影響で固有種が減少しているという。
小笠原の自然の中で保たれていた食物連鎖が、外来種によって壊されていると。
固有種は、今までこの島の中だけでの秩序によって連鎖の輪の中にいたので、
外来種から身を守る術を知らないのです。
そのため、小笠原でしか見られない珍しい植物が、
絶滅の危機に瀕しているようです。
文化ならば、異文化と交じり合って新しいものが作られるけど、
動植物は簡単に他との交配ができるものではない。
人間が、人間の都合によって持ち込んだものが島の環境を破壊する。
なんて悲しいことでしょう。
これはマルハチという島固有のシダ。
シダにしては珍しく、3mくらいの高さまで育つとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/55/e8ca504355e31edeccab648e0fb25d9a.jpg)
島の木として定められているタコノキ。
これも、外来種のネズミに種を食い荒らされ、
同じく外来種のヤギに若芽を食われ、年々減少しているそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c0/939bd6caaf43e94af250ce3a2d37fbf3.jpg)
テリハハマボウ。
ハイビスカスの原生種の1つで固有種。
ハイビスカスは赤が標準かと思ったら、原生は黄色なのね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fb/737cfe4b11c2f572c15ae37815f2fe8d.jpg)
シマホルトノキ。
アカガシラカラスバトの好物だそう。
2週間前の台風でかなり実が落ちてしまったので、今年はアカガシラカラスバトが
繁殖できるか不安だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b9/86f3a70b83704d9c1520c82410c766bb.jpg)
これも固有種のコバトベラ。
小笠原に生息するトベラ科のうちの1つ。
実をネットで覆って、守っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d3/3e6a0366e085dad3dae0c7ca09724d90.jpg)
これも固有種のウラジロコムラサキ。
ヤギに食われないようにネットをかけている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4b/b65221ce7600e8478494bf5a725aeec2.jpg)
固有種をすべて見たわけではないのだけれど、
人間が手をかけすぎても生態系を壊してしまうし、
かといって手をかけないと絶滅してしまう。
自然保護って口で言うほど簡単ではないのだ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
だけど、守っていかないとこの小笠原の自然はどんどん失われてしまう。
元を糺せば、外来種は人間の都合で持ち込まれたものが大半なのだから。
サンクチュアリから初寝浦方面を望む景色。
ここはサーフィンの穴場なのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/e7/992944df441cfe5429a0b741bb470147.jpg)
この日の月は十六夜。
月の光を浴びながら明日の好天を祈りつつ、ぷらぷらお散歩。
月の光がこんなに明るいこと、普段は忘れているなぁと思いながら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d1/ecb755e6d3e44a9662b9ce6f370afac8.jpg)
『東平アカガシラカラスバト バードサンクチュアリ』へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ed/e0c2392a070d052cacc9171a24cd49a6.jpg)
このアカガシラカラスバトは小笠原固有の鳩で、頭が赤くて体が黒。
地上に巣を作り地上で生活するため、野生化した猫などにやられて、
現在は30固体くらいしかいない、絶滅危惧種。
残念ながら繁殖期にはまだ早く、見ることはできず…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
繁殖期は11月~3月くらいで、その時期にこのエリアに戻ってくるのだとか。
小笠原諸島は、今までどことも陸続きになったことがなく、
海だけでなく山の動植物にも固有種が多いらしい。
実際、小笠原にはダイビング目的だけではなく、山歩きを目的にした
高齢者の方がたくさん訪れているよう。
島さんのお話によると、外来種の影響で固有種が減少しているという。
小笠原の自然の中で保たれていた食物連鎖が、外来種によって壊されていると。
固有種は、今までこの島の中だけでの秩序によって連鎖の輪の中にいたので、
外来種から身を守る術を知らないのです。
そのため、小笠原でしか見られない珍しい植物が、
絶滅の危機に瀕しているようです。
文化ならば、異文化と交じり合って新しいものが作られるけど、
動植物は簡単に他との交配ができるものではない。
人間が、人間の都合によって持ち込んだものが島の環境を破壊する。
なんて悲しいことでしょう。
これはマルハチという島固有のシダ。
シダにしては珍しく、3mくらいの高さまで育つとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/55/e8ca504355e31edeccab648e0fb25d9a.jpg)
島の木として定められているタコノキ。
これも、外来種のネズミに種を食い荒らされ、
同じく外来種のヤギに若芽を食われ、年々減少しているそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c0/939bd6caaf43e94af250ce3a2d37fbf3.jpg)
テリハハマボウ。
ハイビスカスの原生種の1つで固有種。
ハイビスカスは赤が標準かと思ったら、原生は黄色なのね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fb/737cfe4b11c2f572c15ae37815f2fe8d.jpg)
シマホルトノキ。
アカガシラカラスバトの好物だそう。
2週間前の台風でかなり実が落ちてしまったので、今年はアカガシラカラスバトが
繁殖できるか不安だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b9/86f3a70b83704d9c1520c82410c766bb.jpg)
これも固有種のコバトベラ。
小笠原に生息するトベラ科のうちの1つ。
実をネットで覆って、守っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d3/3e6a0366e085dad3dae0c7ca09724d90.jpg)
これも固有種のウラジロコムラサキ。
ヤギに食われないようにネットをかけている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4b/b65221ce7600e8478494bf5a725aeec2.jpg)
固有種をすべて見たわけではないのだけれど、
人間が手をかけすぎても生態系を壊してしまうし、
かといって手をかけないと絶滅してしまう。
自然保護って口で言うほど簡単ではないのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
だけど、守っていかないとこの小笠原の自然はどんどん失われてしまう。
元を糺せば、外来種は人間の都合で持ち込まれたものが大半なのだから。
サンクチュアリから初寝浦方面を望む景色。
ここはサーフィンの穴場なのだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/e7/992944df441cfe5429a0b741bb470147.jpg)
この日の月は十六夜。
月の光を浴びながら明日の好天を祈りつつ、ぷらぷらお散歩。
月の光がこんなに明るいこと、普段は忘れているなぁと思いながら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d1/ecb755e6d3e44a9662b9ce6f370afac8.jpg)