Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

自分であることを証明しなくちゃいけないなんて…

2006-10-20 22:42:55 | 夫婦別姓という道
めでたく、昨日名前が戻ったのは良いけれど、まだまだ手続きは残っている。
昼間にフルに動ける日は今日しかない…

まず、銀行の名義を変えないといけない。
結婚前から持っていた口座は旧姓のままにしておいたので、変更の必要はなし。
銀行の人には「婚姻姓に変更してください!」と言われていたけどね。
ただ、マンションのローンのために作った口座は婚姻姓のもの。
これを変えないといけない。

何が必要なのか、皆目分からない

とりあえず区役所の出張所で、世帯全員が記載された住民票を出してもらった。
それと、年金手帳の氏名変更を書き直してもらった。
年金手帳は、今は特に氏名の変更があっても書き直さないらしいけど、
お願いして書いてもらった。

そして銀行へ。

窓口で貯金通帳とキャッシュカードを出して、変更手続き用紙に記入と捺印。
免許証を出したが、姓名の変更の経緯が分からないので、
戸籍謄本も出せと言われた。
しかし、昨日離婚届を出したので、まだ戸籍ができていないのだ。
その事を伝え、年金手帳なら変更の経緯が分かるのでは?と見せると、
これでOKと一件落着
たまたま年金手帳を持っていて、ラッキーでした。

次に、ローンの引き落とし口座であることを伝えると、住民票が必要と言われ、
これもたまたま持っていたので、提出して事なきを得る。
銀行の変更はこれでOK。
あとは、マンションの登記だが、これ変えるには戸籍謄本が必要らしいので、
後ほどダンナに行ってもらうことにした。

帰ってから、変更した↑の口座から引き落としになっている光熱費
(電気、水道、電話、マンション管理費)などの会社に電話して、
口座名義が変更になったことを伝えた。
契約者名がダンナで、口座名義はあたし。
しかも、別姓にする旨の電話。
係の方はみな一様に、『ご愁傷様』感を漂わせていた

仕方ない。
いくら事実婚を選択する人が増えてきたって言っても、まだまだマイナー。
みんなに理解してくれって言う言う方が、土台無理な話。
だからこそ、早く別姓を認めて欲しいのに。

やっぱり…
働きながらこの面倒くさい様々な名義変更をやるのって、絶対無理!
変えなきゃいけないのは銀行だけではない。
様々な資格を持っていたらそれも変えないといけないし、
海外で取得した資格はもっと面倒くさいだろう。
あたしは、いずれ別姓を選択するつもりでいたから、必要最低限のものしか
氏名の変更手続きをしなかったけれど、それでもこんなに疲れるのに…

日本国政府は、本当は女性の社会進出を阻もうとしているのでは?

さぁ、次はマンションの登記名義変更という難関が待っている