

『はじめまして』
今月10日に、第12回但馬検定試験を養父市・県立但馬長寿の郷(さと)
で受験してきました。
「但馬検定」は、公益財団法人・但馬ふるさとづくり協会が『但馬を知り、
但馬を愛し、但馬を発信しよう』を合言葉に、但馬を学ぶことを目的に
「但馬検定」を平成19年から毎年実施しているものなのです。
受験に先駆けて、先月30日に豊岡市・じばさん会館で事前講習会があっ
たのです。受講してきました。
主催者のあいさつでこんなことを聞いてしまいました。
「わたしも十何年か前に、ふるさとにUターンしてきた者です。Uター
ンして帰ってきたころ、近所のお父さんやお母さんのこんな言葉をよく聞
きました。
“冬は寒いし夏は暑いし、よお雨降って天気は悪いし。働くところもええ
とこあんまりないし、但馬っちゃなとこ若いもんに帰って来(こ)いって
言えれへん。あっきゃあへんわ但馬なんて” とよく聞きました。
こんなことばを聞いてわたしは寂しいやら、悲しいやら、情けないなあ
と思ったことがありました。
自分の生まれたふるさと、自分の育ったふるさとに誇りや愛着や、自信の
ないことに情けないと感じました。但馬のことを学べば、きっとその素晴
らしさに気が付いてもらえるのではないか、それを子供たちに伝え、但馬
を訪れる人に発信すれば、次代を背負う子供たちも、きっと但馬が好きに
なって地元に住んでくれる。訪れる人む増え、但馬の良さに惚れていただ
ければと、そう考えて但馬検定を始めました」と聞きました。
私はその話に感動しました。
『そうだ、ふるさと但馬の素晴らしさを息子に教えているだろうか。孫に
ふる里の楽しかった昔の話を伝えているだろうか』と考えました。
但馬検定を受けるために、但馬のことを猛勉強しました。但馬のことが好
きになりました。但馬検定を受験したことをきっかけに “孫に伝えたい
ふる里の今むかし” を孫のために書いてみることにいたします。
大きくなって字が読めるようになったら見てくれたらいいなと、孫のた
めに書いてみることにいたします。なので、ブログに載せるようなもので
はありませんが、勝手に書いてしまいます。このブログに入ってこられて
も、スルーしてやってください構いません。
明日から但馬検定を一問ずつ解きながら「孫に伝えたいふる里の今むかし」
を書いて記録に残します。