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電気屋さんはよ~儲けとって、そのうえ米まで出荷ですか

2013年09月11日 | 季節(秋)
(ふるさと但馬のあちこちで、稲穂ゆらゆら秋の風、黄金の波がつづきます)


アンテナ工事をじっと横で見つめるKさんが、私に向かって問いますね。

「電気屋さんはよ~儲けとって、そのうえ米まで出荷ですか」と問いますね。
『えっえっ、私んちは米作ってませんよ。昔農家、今電気屋ですよ』と答えます。

Kさんは、JAの米集荷センター・カントリーエレベーターに、忙しい農繁期の時期に働きに出ておられます。
コンバインで刈り取った米がどんどんと運ばれてくる、重さを計ったり水分測定をして、米の入荷を受け付けている仕事です。

昨日の入荷分に、〇植〇男の刈り取った米が運び込まれたと云うのです。
『Kさんよ。それはね、隣の地区の〇植〇夫さんよ、Kさんもよく知っておられる〇夫さんですよ』、『読み名が同姓同名でしょ、いつも間違われてしまうのですよ。私んちは田んぼは作っていませんありません』と話します。

ふるさと但馬のあちこちで、稲穂ゆらゆら秋の風、黄金(こがね)の波がつづきます。
秋晴れ上々稲刈り日和、高生(たこう)平野もあちこちで大型コンバインが出ています。

風雨に負けずにしっかりと、倒れずきれいに立ってる稲穂、一町歩もあろうかと云う広大な田んぼ、コンバインは田んぼの隅から隅へと四角に進む、立っています稲穂をクルクル・クルクル、頭の周りを散髪でもするようにきれいに刈って進みます。


《ふるさとの こがねの波は 刈り取られ》