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豊岡のカバン

2019年05月23日 | 但馬の産業
              満月の夕


(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成27年 第10回但馬検定(2級)問題より

【72】次のことは「豊岡のカバン」について記述したもので
すが、間違っているのはどれでしょうか。

(a) 江戸時代より発展していた杞柳産業が基盤になっている。

(b) 1968 年(昭和43)企業の共同化を進め近代化を図るた
  めに「豊岡鞄団地」を設置した。

(c) 2006 年(平成18)特許庁の「地域団体商標制度(地域
  ブランド)」に出願し、県下第1号の認定を受けた。

(d) 2013 年(平成25)4 月、「かばんのまち豊岡」を象徴
  する拠点施設として「トヨオカ カバン アルチザン アベ
  ニュー」がオープンした。



正解は、(d)の記述の中で2013年(平成25)4月が間違いな
のです。正しくは2014年(平成26)なのです。なので、この答
えは(d)となります。
さすが2級です。それぞれの設問にある年数も、きちんと正確に
覚えていなければ答えられません。
(a)、(b)、(c)の記述内容は、「豊岡カバン」について
正しい記述です。


『ももける』

「ももける」って、初めて聞く人は分からんでしょうね。
ももを蹴るかと思いますね。
但馬の人は、衣類に毛玉がつくことを「ももける」って言うので
す。

「もも」って、何かくしゃくしゃっとする様(さま)を表してい
るのでしょうか。糸や毛玉の元がくしゃくしゃっとなることから
「ももける」と言ったのでしょうか。
毛玉がつくことを「ももける」と言うのです。

「母さん、このセーターすぐにもしゃもしゃっとももけるわいや。
毛玉取り器できれいにしたのに、すぐまたももけるわ。安もんの
セーターはようももけてあかんわ」なんて、毛玉ができてしまう
ことに不満です。