養父市の建物

2018年01月13日 | 但馬の建物
       今年の運勢大吉かな?、中吉だわ        


(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成29年 第12回但馬検定(3級)問題より

【96】養父市の旧栃尾家住宅は、明治時代中期に診療所として建てられた、当時
の生活文化を伝える貴重な建造物です。現在では別の用途で活用されていますが、
次のうちどれでしょうか。

(a) 飲食店     (b) 集会所      (c) 農家民宿     (d) 木彫展示館


 旧栃尾家住宅のある養父市大屋町大杉地区は、3階建ての養蚕(ようさん)農家

住宅がまとまってよく残っている、県の歴史的景観形成地区に指定されている所で

す。

中でも、同地区の入り口に位置する、明治時代の診療所だった旧栃尾家住宅は、当

時の生活文化を現代に引き継ぐ歴史的に貴重なものとして、兵庫県景観条例・景観

形成重要建造物に指定されています。

現在は、養父市が主催する全国公募展「木彫フォークアート・おおや」の入賞作品

を常設展示したり、木彫等の創作活動ができる「木彫展示館」として活用されてい

ます。答は(d)の木彫展示館です。


『いかめえ~』

 ケンちゃん。今日と明日の二回は、ふるさと但馬の方言だよ。昨日は、冬の但馬に

は珍しいくらいのいい天気だったね。朝から一日中、からりと晴れた晴天だったよ。

寒さはとっても厳しかったけれど、表日本のような冬のからりと晴れた青空だったよ。


 父ちゃんとエアコン工事をしながら言ったの。『こんな天気が東京や大阪の冬なん

だろうね』、『いかめえ~な~。いつも但馬の人は、表日本の天気を羨ましく思って、

いかめえ~、いかめえ~思ってたけれど』、『なんだね今日の天気は。まるで東京・

大阪の冬の天気だね』と話してたんよ。


 ところがね、エアコン工事していた豊岡から、北の方を見てビックリしたよ。ドヨ

~ンと雪雲が垂れ下がるように見えるの。父ちゃんがね「浜のほうは雪降っとるわ。

城崎の方は雪降りかな」と心配しとったんよ。

帰って聞いたね母ちゃんに。用事で城崎の方に走ったんだって。豊岡はカラカラ晴天

なのに、奈佐小橋あたりから城崎の方は雪景色だって。雪が舞ってて大雪だって。

たった目と鼻の先で、表日本のような晴天と但馬らしい雪景色だって。さぞかし城崎

の人からみて、豊岡は雪が一つも降れへん「いかめえ~な~」だったろうね。

今日の但馬弁は、羨ましいの但馬言葉「いかめえ~」の話なんよ。