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正垣さんのコンサート

2011年11月12日 | 季節(秋)
(ミッチー正垣とその仲間たち、実りのコンサート2011)

「どうぞ聴きに来てください」と頂いたコンサートのチケットは二人分です。
夕刻、豊岡のアイティ7階の市民プラザへ、家内と二人で出かけます。「ミッチー正垣とその仲間たち、実りのコンサート2011」は、正垣さん率いる音楽好きの仲間の皆さんが、毎年開いておられます素晴らしい演奏と歌のコンサート、今年で7回目という事ですが初めて聴きに行きました。
ギターを弾きながら唄う正垣さんは、どんな歌でもゆったりと心を込めて唄います。仲間の皆さんは、お医者さんであったりご夫婦の方も、音楽好きな仲間の方々は10人以上の大勢で、それぞれ楽器を演奏し歌も一緒に唄われますね。
2時間半近い演奏と歌のコンサート、会場の皆と一緒に唄ったり手拍子叩いて盛り上がります。
普段お話します正垣さんは、物静かな優しいお方、それがビシッと決めますジーパンに、粋なシャツ着て帽子まで決まっていますね素晴らしい、70歳近いお年の今を凄い趣味ですビックリします。(写真中央が正垣さん

《きまってる 歌も帽子も 仲間たち》 

雨の一日

2011年11月05日 | 季節(秋)
(雨にけぶる有子山、周りの峰々には沸き立つ雲が濛々と)

「雨の中をご苦労さまです」とYさんの奥さんは、お届けしました掃除機を、箱の中から取り出しお礼をおっしゃるニコニコと、こちらも『いつもお買い上げいただき、ありがとうございます』と感謝の言葉を返します。
但東町のYさん宅へ向かう道中出石の町は、お城の見えます有子山、背にして雨にけぶります。周りの山々峰々は、沸き立つ雲が濛々と谷間を煙っていきますね。

今年の秋は暖かい、昨日などは25度をうかがう暑さのために、厚手の冬服長袖は暑くて暑くて適いませんでした。今日は今日とて雨が降る一日中です雨が降る、毎週のように週末の土日をめがけて降りますね。
ザーザー雨の降る中を、「アトムの年末大感謝祭」のご案内状を届けに一軒一軒訪ねます。
そんな雨降る一日は、車の乗り降りとっても不自由、でもね「雨の中を、ようまあまあ、ありがとうさんですな~、売り出しには行かせてもらいましょうかえ」なんてお礼を言われると、ホッとしますね安心します。

《ありがとう 感謝の言葉 聞きながら》

明日は国民の祝日「文化の日」です

2011年11月02日 | 季節(秋)
(おお、今年の11月の祝日は二日とも飛び石連休ですね)

国民の祝日って一年間に15日ありますね。
ひと月に祝日が一日はある月は、2月、3月、4月、7月、10月、12月です。二日ある月は1月、9月、11月で、三日ある月が5月という事になりまして、まったく祝日のない月は6月、8月になっています。
飛び石連休って言葉があります。火曜日から金曜日までのいずれかの平日に、ぽつんと祝日がありまして日曜日と連なっていない休みの事です。
平成10年から13年にかけて、ハッピーマンデーなんて制度が導入され、日曜日に連なって月曜日がお休みとなるようなことになりまして、昔に比べて飛び石連休は少なくなりました。
5月の3,4,5日は元々いつでも三連休、祝日がひと月に二日ありますそのうちの、1月も9月もハッピーマンデーなのでどちらかは日月の連休が当たり前、二日とも飛び石連休になる可能性の月は、今月11月しかありません。
その二日とも飛び石連休が、なんとなんと今年です。おおよそ10年間のうちに3回か4回は巡ってきまして、次回は5年後の平成28年にやってくる。それでも二日とも飛び石連休はちょっと珍しいような気分です。

話はそこまでで、終わりというわけにはいきません。
明日は国民の祝日「文化の日」です。昭和23年の祝日法で決まった、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としました祝日ですね。
「自由と平和を愛し・・・・」なんて、文化の日の趣としましてはえらい文言だと感じますが、そこには色々深~い訳がありそうですね。
一年前の文化の日に書きました。「マッカーサー占領下での押し付け憲法だって、なんとか意地を張って公布の日を、「明治節」に合わせてしまうその元気がまだありました。」なんてことを書きました。

現在、私たちが使っています日本国憲法は、敗戦の年です昭和20年10月に、マッカーサーが「ポツダム宣言」を確実に実施するための必要な措置として、時の幣原内閣へ大日本帝国憲法(明治憲法)の改正を命じたところからスタートします。
10月25日に憲法問題調査委員会(松本委員会)が設置され、憲法改正案が練られていきまして、紆余曲折の末の改正案を翌年昭和21年2月13日です。GHQに提出します。
ところが中身を見てすぐにです。マッカーサーは簡単に拒否してしまいますね。
占領下の悲しさですね、マッカーサーはこんな改正案は全く問題ならんと、作り直せとメチャクチャでして、バタバタっと一週間足らずでGHQ草案なる改正原案を突き付けました。
国の一番基本の決まりの大切な、憲法もバタバタっと日本側で決めたことにしまして、幣原内閣から続く吉田内閣もほんのちょびっと修正を加え、ほとんどGHQ草案丸写しの「憲法改正草案」が6月8日に決まります。
さあそれから議会の手続きなのです。衆議院と貴族院で審議をしたことにしなきゃあなりません。
どんどん進んで改正案は、いつ「公布」とするかと言う期日、それがうまい具合に段取りを引き伸ばし引き伸ばし、10月6日に貴族院本会議で可決、翌7日に衆議院本会議で可決、12日に枢密院で2回も審査を引き伸ばし29日にやっと決済されます。決済された「帝国憲法改正案」はやっと天皇の裁可を仰ぐ、引っ張って引っ張って「公布」の日を11月3日にしました「日本国憲法」なのです。

国民の祝日の方も、やっぱりマッカーサーがいちゃもんつけて、従来からあった「天長節」だとか「明治節」なんてものは、「ヤメテシマエ~」の大号令ですから仕方がありませんね、もう一遍やり直しの事ですね。
「日本国憲法」が「公布」されました22年11月3日より半年先が、めでたく「施行」となるわけですが祝日法はそれまでの間、国会(文化委員会等)で審議が進みます。
審議の中で、やはり「明治節」に合わせて公布することに成功した11月3日に、記念すべき「憲法記念日」を持ってくるべき、いやいや何か「発明祭」の趣のものはどうかと審議されして、やっぱりと言うかマッカーサーは、「明治節」を何かの別称で祝うなんてもっての外だ、ましてや「憲法記念日」はダメだとなりますね。
結局、憲法施行の5月3日が「憲法記念日」、11月3日は「自由と平和を愛し・・・・」なんて書いちゃって「文化の日」になったわけです。
それでも何でも、そのころの日本の政治家は凄いです。
明治の「天長節」だったものを「明治節」として残し、その日に合わせて憲法を公布するように引き伸ばし、それを「文化の日」だろうがなんだろうが国民の祝日にしてしまう意地と元気があったのですね。
明日は祝日「文化の日」です。じっとその意味思い出し、意義ある一日にしたいものですね。

《文化とは 憲法のこと 真髄の》

桃栗三年柿八年

2011年10月13日 | 季節(秋)
(アトムの10月のカレンダー挿絵に「ふるさとの味、母の顔」と記して柿の絵です)

アトム電器の年末感謝祭は、11月19日20日に開催します。
只今、ご来店を案内するチラシ作成に取り掛かり、だんだんと完成に近づいています。私の担当は、毎月添えますお馴染みのクロスワードパズル、頭をひねりひねり考え考え作ります。
パズルに使用します言葉は、その季節や地名を織り込むように工夫いたしますが、11月は秋です山々の紅葉に秋の果物に、使いたい言葉はいくらでもあります。
ところがクロスワードパズルって、これも使いたいあれも使いたいと秋の言葉をいくつも書き出し、さあ作ろうと取りかかってクロスワードの枠に埋めていきますが、思ったように言葉がつながらないものです。なかなか難しくって、用意しました秋の言葉のその内のいくつか採用するのが精一杯なのです。

今回のパズル、書き込みましたその中に「クリ」というワードが出来ました。枠につないでつないで言葉を埋めてさあ完成します。
その後が大変なのです。それぞれタテのヒントにヨコのヒントを考えねばなりませぬ、あまりにすぐ解けるヒントじゃいけません。ころに難しいヒントの文章を考えるのがこれが簡単なようで難しい、なかなか先には進みません。
例えば「クリ」という簡単な言葉でも、これのヒントとなりますと、実際考え考え頭を巡らし、とても難しいものなのです。
結局こうなりました。在り来たりの文しか思いつきません。ヒントとして良いのか悪いのかわかりません。
「クリ」のヒント:柿が実るのは8年ですが、これは3年で・・・・。桃栗三年柿八年と言いますから、ヒントとしてはあまりに簡単すぐ分かる、子供騙しのようなものではないかと心配いたします。

桃栗三年柿八年って言葉は、「何事にも、成果が上がるまでにはそれ相応の年月がかかる」と言う例えです。あまりにも普通の言葉過ぎると思いまして、ちょっとことわざに関する辞書を開いて調べてみます。
するとどうでしょうか、桃栗三年柿八年の後に続く言葉が結構あるのですね。
「桃栗三年柿八年・梅の十三年待ち遠い」とか、「桃栗三年柿八年・柚子は九年で花盛り、梅はすいとて十三年」とか、地方によってどんな果物が続くかいろいろあるようです。
もっと面白いものには、「桃栗三年後家一年」なんてもの、柿八年の代わりに辛抱できない後家一年とはいやはやなんとも、
「桃栗三年柿八年・梅は酸い酸い十三年、柚子は大馬鹿十八年、林檎ニコニコ二十五年、女房の不作は六十年、亭主の不作はこれまた一生」なんて、どんどん作られていますね楽しい桃栗三年柿八年がいっぱい出てまいります。

《柿の味 遠い昔の 母想う》