三笑会

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「ストックホルム合意を検証する」その46

2022-04-22 23:09:21 | 日記
「ストックホルム合意を検証する」その46
想定問答(北朝鮮の特別調査委員会との協議)
平成26年10月31日
外務省北東アジア課

問2:個別の拉致被害者について、具体的にどのようなやり取りが行われたのか。北朝鮮側から、安否情報を含め、新たな情報が提供されたのか。
・北朝鮮側からは、拉致問題について、個別に入境の有無、経緯、生活環境等を調査している、拉致被害者が滞在していた招待所跡等を始めとする関連場所を改めてちょうさするとともに、新たな物証・証人等を探す作業を並行して進めているとの説明があった。
・これに対し日本側からは、個別の拉致被害者に関するものを含め、どのような方法で調査を進めているのかといった調査の現状について、様々な角度から詳細な質問を行った。
・具体的なやり取りの詳細については差し控えるが、北朝鮮側からは、これから調査を深めていく段階であり、途中段階で憶測を招くような説明をするのは避ける、現時点で客観的に明白といえるような資料は発見できていないといった説明があった。

更問1:拉致被害者の安否情報は提供されたのか。
・今回の協議では、個別の拉致被害者について、安否情報を含め、新たな具体的な情報は提供されていない。

更問2:北朝鮮は、拉致被害者に関する情報を全て把握しているはずではないのか。なぜ具体的な調査結果が示されなかったのか。
・北朝鮮側からは、調査の信頼性を確保するため客観的かつ科学的な方法で調査する、過去の調査結果を参考にするが、それにこだわることなく、新しい角度から調査を深めていくといった説明があった。

更問3:党の機関に所属する者であっても調査できるのか。
・拉致に関与した可能性があるのであれば、党の機関を含めいかなる機関に所属する者であっても調査の対象になるとの説明があった。

~続く~

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