三笑会

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「ストックホルム合意を検証する」その47

2022-04-24 15:22:53 | 日記
「ストックホルム合意を検証する」その47
想定問答(北朝鮮の特別調査委員会との協議)
平成26年10月31日
外務省北東アジア課

更問4:「新しい角度」からくまなく調査を深めるとは、どのような意味か。拉致問題は解決済み、8名「死亡」4名「未入境」といった従来の立場を覆すということか。
・北朝鮮側からは、調査の信頼性を確保するため客観的かつ科学的な方法で調査する、過去の調査結果を参考にするが、それにこだわることなく、調査を深めていくとの説明があった。
・したがって、北朝鮮は従来の主張にこだわることなく、ゼロベースで調査を進めるものと考える。
(それ以上はお答えする立場にない。)

更問5:北朝鮮側が「入境が確認できない」とする4名についてはどのような説明があったのか。
・入境の有無を含めて調査を行っているとの説明があった。

更問6:拉致問題に関するやり取りにどの程度時間を使ったのか。全体の何割くらいか。
・様々な角度からやり取りが行われたので、全体の何割といったお答えはできないが、その多くが、調査の全体像を含む拉致問題に関連するやり取りに使われた。
・いずれにせよ、日本側としては、拉致問題が最重要課題であるとの立場であり、このことは繰り返し先方に伝えた。

更問7:行方不明者に中に含まれるであろう拉致被害者の扱いいかん。
・今回の面談で、先方から、行方不明者分科会による調査の過程で、拉致の可能性のある者が発見される場合には、拉致被害者分科会で徹底的に調査するとの説明があった。
・日本政府としては、政府認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明並びに拉致実行犯の引き渡しを求めるとの立場である。

~続く~

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