「山の神さん」
小正月の行事に「どんど焼き」というのがあって、全国各地でお正月の注連縄やお札などを持ち寄って燃やしたかと思うが、私の村ではそれらの注連縄やお札を川向うにある「山の神さん」に持っていくという風習が今も続いている。
山の神さんの祠は小さくひっそりと佇んではいるが、この祠には千年以上も前からの村の先人たちの願いや想いが込められている。その長い歴史の一番先っぽにいるのが今の村人だが、これから先どうなるのか確かなことは言えない。
こんなご時世になっても、山の神さんは黙ったままで何も語らないが、そこが魅力だと私は思う。語り掛けるのは、常に私たち村人の方である。
小正月の行事に「どんど焼き」というのがあって、全国各地でお正月の注連縄やお札などを持ち寄って燃やしたかと思うが、私の村ではそれらの注連縄やお札を川向うにある「山の神さん」に持っていくという風習が今も続いている。
山の神さんの祠は小さくひっそりと佇んではいるが、この祠には千年以上も前からの村の先人たちの願いや想いが込められている。その長い歴史の一番先っぽにいるのが今の村人だが、これから先どうなるのか確かなことは言えない。
こんなご時世になっても、山の神さんは黙ったままで何も語らないが、そこが魅力だと私は思う。語り掛けるのは、常に私たち村人の方である。
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