三笑会

三笑会は、平成30年6月1日~陶芸活動と陶芸教室、喫茶室、自家野菜販売、古美術・古物商経営を総合的に活動していきます。

「外務省の変な通知」

2021-07-02 21:45:10 | 日記
「外務省の変な通知」

 賀上文代さんから、「外務省から変な通知が届いたので見て欲しい」との連絡があったので、喫茶店でケーキセットを食べながら通知の内容を二人で検証した。
 通知書には「裁決書の謄本送付について」との表題が付いていて、令和3年6月25日付け情報公開第01045号とある。採決の内容は、賀上文代さんが令和3年5月24日に提起した審査請求について、「本件審査請求を却下する」と主文で決めつけている。賀上文代さんが今回情報公開請求をし、各省庁の処分決定に対して行った審査請求申立は、徳島県警、大阪府警、公安調査庁、拉致対事務局、外務省であるが、外務省だけがそれぞれの情報公開・個人情報保護審査会に諮問することなく、いきなり外務大臣が採決を行うという異常さである。
 採決の理由としては、「本件審査請求について、当省は、相当の部分の開示決定等において、本件開示請求に合致する行政文書1件を特定した。しかしながら、本件審査請求は不服申立の利益がないことから、行政機関の保有する情報の公開に関する法律第19条第1項に基づき、情報公開・個人情報保護審査会に諮問をしなければならない場合に該当するものとはいえず、本件審査請求を却下することが妥当であると判断した。」とある。
 賀上さんが外務省に開示請求したのは警察の捜査・調査に基づく息子・賀上大助氏の情報であって、アクセスすれば誰でもが見える特定失踪者問題調査会が作成した特定失踪者リストではない。賀上さんの請求を真正面から受け止めず、審査請求をいきなり却下して審査会の答申を得ようともしない。「本件審査請求は不服申立の利益がない」というのは外務省の身勝手な言い分にすぎず、国民の知る権利を抑圧する暴挙でしかない。
 この採決に不服があるなら6か月以内に国を被告として訴訟を提起せよと、いきなり一般国民には高いハードルを設定してくることからして、外務省は焦っているとしか見えない。賀上さんと相談した結果に基づき、私なりにサポートを進めたいと思う。





「Re.あわ文化」

2021-07-02 16:16:43 | 日記
「Re.あわ文化」

 7月17日(土)、18日(日)の両日、あわぎんホール(県郷土文化会館)で開かれる第75回夏期阿波人形浄瑠璃大会の案内パンフレットが届いたのでご紹介したい。中村園太夫座は、17日(土)の12:15~12:40まで、越後母恋情話を上演することになっている。入場料は、1日券300円、2日通し券500円となっている。どんな芸能であれ芸術であれ、演じ手と観客の両方がいなければ成り立たないし続いていかない。多くの人が足を運んでくれることを願っている。