黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

総社歴史資料館と蛇穴山(じゃけつざん)古墳

2019-03-17 15:30:01 | 群馬県・中毛
今朝、ひめちゃんは小次郎パパと、堀之内を西に出ました。
まだ雪のある浅間山が見えました。



中央の電柱の向こうに見える白い山が、浅間山です。
ピンクの咲き出した早咲きの桜の向こうの森は、諏訪神社です。
中世にこの地にやって来た山上高綱の息子高光が、諏訪から招聘(しょうへい)したと言われていますけど。

諏訪神社の向こうは小高い丘になっていて、見晴らしがいいです
上野第四の碑といわれる山上多重塔も近くです



ひめちゃん、気持ちいいね




宝塔山古墳の後、隣接する総社歴史資料館に向かいます。



年齢にかかわらず無料とはありがたい

「こんにちは。」
「ごゆっくりどうぞ。」

受付のそばにたくさんのパンフレットがあります。





遠慮なくいただきます

総社古墳群のパンフレットの表紙を飾る、総社二子山古墳の頭椎大刀(かぶつちのたち)の複製・レプリカもあります。
太く大きく立派です

広くゆったりとした館内で、古代を堪能できました。
学習室(?)には、すでに存在しない村の村史などもありました。
学習目的で訪れてもいいですね

入館前に、東隣のちょっと荒れているような古墳が気になりました。
館内を回ったり資料を見たりして、それが総社古墳群の最後に造られた蛇穴山古墳だと知りました。

ぜひ寄らなければ


資料館を出て、南回りで登りました。



む、おじさん邪魔



でもまあ、入り口の大きさがわかります

きれいに切られた石が積まれています



両側面・奥の壁・天井は1枚の石です

石室内に棺はありませんでしたが、棺を置いた棺台ありました。



奥の壁になにやら文字が見えます



たしかに文字があります



いただいた「東国の雄総社古墳群」(前橋市教育委員会)によれば、

蛇穴山古墳は墳丘の一辺が44mの方墳で、7世紀後半の築造と考えられます。墳丘は二段築成で、墳丘斜面には葺石(ふきいし)で飾られていたと考えられます。墳丘の周囲には内堀が巡り、その外側に貼石を施した中庭を挟み、さらにその外側に外周溝を巡らせて、二重の堀で墳丘を取り囲んでいました。~中略~玄室は両側壁・奥壁・天井石がそれぞれ一石の巨石で構成され、周囲を削って巧みに石材を組み合わせるなど、高度な石材加工技術が見られます。


とあります。


この大きさの石を切り出すとは、本当にな高度石材加工技術です

墳丘を北側に歩くと、大きな総社公民館が目に入ります。



桜の季節には、さらに心安らぐ空間になるのでしょう




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