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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ひとことに耳をすます

2010-08-19 20:47:45 | 家族
仕事に就いている。
だから、意識朦朧とした娘を病院に残して帰ってきた。
面会時間になると、○子の夫が行っているだろうか、とこころは病院に飛ぶ。
病人の様子を見たり、看護婦さんの説明をきいたり、そんな時間が済んだ頃を見計らって、そっと、トイレにいく。
携帯電話を持って。

どう?
良くなったよ。昨日より。
それだけで、8割方満足。
で、どういう風に。
自分から言葉を話す?
うん、「イエに帰りたい」っていった。
もう、疲れたんだろうね。
1分ほどは、目を開けている?
そんなには目を開けないけど、まだ、少しのことにも疲れるみたいだから。
うん、でも良いよね。
言葉が出たんだから。
自分の気持ちを話せたのだから。
ハナマルです。

で、やっと、仕事場の同僚に、娘の事故のことを話題にできました。
昨日、今日と仕事をしていても、何故火曜日に休んだかを、話題にできなかった。
話題を振らないでいてくれる中で、どうにか時間をすごしていた。
そう、やっと話題にしたとき、
昨日は、真っ白の顔をしていたと、いわれた。
顔で語っていたんですね。

「イエに帰りたい」
そんな、シンプルなフレーズが、こんなにもワタシを喜ばせるなんて、
そんなものなのだろう。

その後、見舞いに行ってくれた近隣に住む義兄夫婦には、
なんども、「ありがとう」と答えたという。
救急で駆けつけてくれたとき、「痛い、苦しい、助けてー」の姿を目の当たりにしている二人は、「随分の回復よ、肌の色も赤みがさして、ありがとうの笑顔が可愛かったー、涙がでた」と。
「また来て下さい」といったなんて、その普通っぽさが、非常事態の中、おかしく、うれしくって。

4日目の夜も、彼女の回復を助けてくれますように。



昨夜の電話で話を聞いて

2010-08-19 07:53:40 | 家族
楽になった。
ゆっくりだけど、耳からの出血も治まり,脳神経外科のお医者さんの診察でも、手足の反応が正常とのこと。
脳の血管からの大量出血があるといけないから、まだまだ気をつけないといけないのだけれど、いまのところ大丈夫。

ワタシの顔がワカルよ。
ほんとう、本当にしっかり、あなただとわかっているのね。
ハイ,疲れるから、看護婦さんのホンの少しの質問にも,すぐ疲れて無視するのだけれど、アレは痛みに堪えて、疲れているから。
○ちゃんは、わかりますよ。

そういわれて、楽になった。

とたんに、朝、声を掛けられるまで眠れた。
三晩が過ぎただけか。
すごく長かったけど、今日一日も順調でありますように。