さかしま日記

勝手気侭な独り言。最近は特に。。。

最近読んだ本。

2007年09月24日 | 読書
少ないです。

でも新しい作者にチャレンジしています。

石持浅海「人柱はミイラと出会う」
う~ん、不思議な作品。
あっさりというより透明感が感じられる文章、内容も不思議フシギ。
人柱って職業が現代にあるの?本当に?北海道では既婚者はお歯黒しているの?
厄年休暇、厄年保険って本当にあるの?ホントにホント??
一瞬信じてしまう。。。そんな内容です。
感想になっていないな・・・。
この人の本、たくさん出ているからまた色々読んでみよう。

三津田信三「首無の如き祟るもの」
うん、これすっごくいい。
横溝系の伝統・伝説・旧家の争いっていう不気味さに加えて
トリック自体は簡単なものなのに、登場人物が多いから、
こんがらがっちゃう、けどそこが面白いミステリー。
文章も巧みです。言葉遣いが綺麗で漢字の使い方も素敵。
手あかがついていない漢字を使える人は好きです。
それも某芥川賞受賞作家と違って無理して使ってないとこがよい。
でもね、よく読むとつながっていないところあるんだよね。
途中も長いしね。
でもいいの。面白いからいいの。

早瀬乱「サロメ後継」
あの「三年坂 火の夢」の作者です。
三年坂に比べて文章が格段にうまくなっている。
最初面白くて続きが気になって気になってずんずん読んだ。
でも最後がぁぁ~~~~っ。
そんなんで片付けてしまうか!
超現象で片付けてしまうなら、もうちょっと詰めて!
重要人物の心の変遷も省かれているし、文章の上手さにだまされちゃって残念。
なーんかすっきりしなかった。でもそれが作者の意図なのかも。

それから、歌野晶午の「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
ああもう最高!!!!
黙って読め!つべこべ言わずに読め!の本。
しかしねー、実際にこういう人居ると思うわよ。
自分の感覚が麻痺して行くわよ。
怖さより快感が出てくるって本当に、、、自分が怖いね。
この本読むと、そういう感想が出てくる人はいると思う・・・。

あー、他に面白い本ないかな~。
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1 コメント

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Unknown (藍色)
2009-11-04 17:32:54
こんばんは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
表示されないようなので、URLを置かせていただきますね。
http://1iki.blog19.fc2.com/blog-entry-1296.html
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
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