本

とりあえず、ずらずらと。
感想が薄いのですが・・・。

湊かなえ『告白』。
妹が読め読め、言ってうるさいので彼女に借りて読みました。
うん、面白かったです。

島田荘司『写楽　閉じた国の幻』。
すんげー大作！さすがの島田さんもまとめきれなかったな。
続きを作ってもらいたいものです。
写楽の謎を見事解き明かしました。
思いつきで解いたわけではない、ちゃんと裏付け史料も
取材で見つけているんですぞ・・・。
謎が解けて行くあたり、読んでいて打ち上げ花火がドンドンと上がるような
感動がわき起こりました。アー涙でタァ。

『インシテミル』。
う～ん、映画化する程かな・・・。
バトルロワイアルとちょっと似てる感じ。
あ、映画はどちらも主演が同じですね。
この作家は他の作品の方が面白いかな。
『さよなら妖精』の方がずっと心に残る作品です。
ミステリテイストはあまり強くないのだけど、心に刺さる。

『蝦蟇倉市事件』。
今はときめく若手ホープミステリ作家のアンソロジー。
架空の町(鎌倉市がモデル？)で起こる謎の事件。
テイストが違う作品が詰まってて、面白いです。
２巻目も出ています。

鹿島友義『医者が診つめた源氏物語』
お医者様が源氏物語の登場人物の病気に迫ります。
源氏を専門に研究している方ではなく、医者という視点で
見ているのですが、それがかえって新鮮。
ちょっと前に日経新聞で紹介されていました。

藤本ひとみ『快楽革命オデパン』。
前作よりさらにしっちゃかめちゃかな設定です。
ここまでいくと笑ってしまう。
この人、本当にとっても真面目な人なんだろうな。

歩き疲れ

なんだか今日は歩き疲れて足くたくたになりました。

新宿の東郷青児美術館でウフィツィ美術館展見てきました。
前回訪れたのはン年前。
西新宿のビル群の間でまずさまよい、
やっと到着したビルでは入り口が見つからずに更に迷い、
エレベーターで上る頃にはもうヘトヘト。
前も迷った記憶があるし・・・。
最近よく迷います・・・。

さて、事前パンフレットよく見ず、とりあえず、
ヴィジェ・ルブランの肖像画だけはしっかり見ようと
意気込んで行きましたが・・・。
何のことはない、歴代の画家の肖像画コレクションでした。
ベルニーニから藤田嗣治までかなり幅広い年代をカバー。
まあそれはそれで凄いけど・・・。
よく分からないものもあり、ちょっと拍子抜け。
それでも、ルブラン夫人の自画像だけ光り輝いて見えました。
あー、ずっと見たかった絵です。
ふわっと視線が浮いていて、大好きな絵を描く作業への幸福感が透けて見えるけど、
実は前年フランス革命で自身は亡命し、友人でもあった王妃マリーは
投獄され、という不安と悲しみの中で描いた絵なんですね。
そういう背景を知ると、また違った見え方がしてきます。

しかし今日は一日中歩きました。
美術館もじっくり見ると２時間は立ちっぱなし。
ヒール靴じゃなくてヨカッタ。

ホームカミングデー

行ってきました！
大学のホームカミングデーに。
午前中は式典だったのですが、寝坊して行けず(涙)。
でも午後の稲門会はしっかり見てきましたよん。

初めて行ったので、どういう雰囲気のものなのかよくわからなかったのですが
いやまあ、ものすごい盛況でした。
年輩の方ばかり。
同級生いるかなあ、と思ってキョロキョロして歩いていたのですが、
若い世代はほとんど居なくて、親世代がたくさん歩いていました。

午後はタモさんトーク。
講堂では岡田監督の公演。
小室さんも着ちゃったりしていて。
最後、おわら盆の踊りで締めくくり。
残念ながら、おわら盆の踊りは予定があって見れず・・・（涙涙）。

年月を重ねる程、過ぎ去りし青春時代を懐かしく感じるのでしょう。
校内では、白髪のオジサマたちはみな紅顔の青年に戻り
(文字通り、飲み過ぎで赤い顔の人も大勢いた)、目を細めておしゃべりに夢中でした。

赤城神社

早起きして赤城神社へ。
ここには耳の神様がいると聞いて、お参りに行きました。
聖徳太子が神様になり、お祭りされているようです。
太子は豊聡耳王子とも呼ばれていた位、耳が良かったそうな。
一度に１０人の人の話を聞けたとか。
まあ、実際は十カ国語を操れたから、というらしいのですが
ちと大げさかな。
当時日本が知っている国ってそんなにないですから。
ともあれ、太子のように耳が良くなる（というより賢くなりたい）
ように、しっかりお参りしました。
新しい赤城神社はモダンな感じです。
特に隣のマンションが神社の白木を引き立てて素敵ですねー。

紫のつぶつぶ

今年もまた綺麗な紫のつぶつぶが見れるようになりました。
コムラサキとか、コシキブとか呼ばれている濃い紫色の
ちいさな実がいっぱいなるかわいい草木です。
辺りには金木犀の香りがふんわり漂っています。
秋だなあ。

グローバルフェスタ

日比谷公園で開催された、グローバルフェスタ Japan 2010　へ行ってきました。
様々なボランティア団体が出店していて、彼らの活動やメッセージを通して
国際協力などを考えましょうというもの。
JICAやジェトロやユニセフなどの大きな団体から
大使館、ユニクロ等の一般企業、地方の団体までたくさん出ていました。
発展途上国の農業支援や女性支援、平和や保健医療、教育援助など
様々な分野で支援しています。
こういう活動を見ていると、日本って本当に恵まれているなーと改めて思います。
何がない、あれがない、って言う以前に、日々の生活すら脅かされている
人々もいっぱいいるんです。
それを考えると、ワガママなんて言えないよな・・・と。

＊写真はスリランカカレーです。辛くて美味しかった！


さて、帰りに日比谷アーカイブカフェってところに立ち寄りました。
日比谷公会堂の８０年の歴史が展示されているところです。
かの藤原義江がここで歌っていたんですよね。
あー当時に生きていたら、絶対追っかけやっていたぞ！

今年も見れました

ピンクの東京タワー。
１０月１日、ピンクリボン運動のイベントで
ピンクに染まった東京タワーを、
今日はタワーまで見に行ってきました。

遠目でも結構強いピンク色ですが、近づくにつれて
もっと色がはっきり見えてきて綺麗です。

浜松町駅から芝公園、増上寺を通ってきましたが
増上寺前の細長い芝公園がいい空気が流れていて
とりわけ好きです。
もうちょっとしたら紅葉で木が真っ赤に染まってきます。
夜は鈴虫の音が都内と思えない程、たくさん聞こえてきます。

今日はそのまま東京タワーから麻布狸穴、東麻布を通って
麻布十番まで散歩しました。
ヒール靴だったので、疲れた～。

リッチなお昼

ストリングスホテル東京の26F、チャイナダイニングのビジネスランチ。
眺めがいいここでちょっとリッチな昼食。

初めてここにきたときは、迫力ある吹き抜けにびっくりしました。
ロビーが高層階にあるホテルは、静かで穏やかです。
いくら高級ホテルでも、ちょっと雨宿りとか、トイレ借りたり、で
不特定多数の人が入ってくるので、ざわめく。
それはそれで耳心地いいけど、
非日常感を味わうならやっぱりこっちかな。