さかしま日記

勝手気侭な独り言。最近は特に。。。

エターナルサンシャイン

2005年05月08日 | LoVE
昨日は渋谷の東急Bunkamuraで『ベルギー展』鑑賞した後
シネ・パレスで『エターナルサンシャイン』を観ました。
ずっと観たかったけど、もう終わってるかと思って。観れてよかった☆
内容は、主人公は別れた恋人が自分との思い出を消すために、記憶除去の手術を受けたことを知って
自分もその手術を受けようとするのだけど、受けるうちに楽しかった思い出をどんどん思い出す、、、
といったものです。
観てて自分のことをやっぱり重ねちゃって、もし現実にできるならば
私も消しちゃうかも、と思っちゃいました。
楽しい記憶は今の辛い現実につながっているから、楽しい記憶BOXにだけ入れられればいいのだけど
その箱から取り出す度に、辛く“別れた”という現実も一緒に寄ってくるから。
現在は過去の続きだから、過去が全て自分を作っていて、その二つを別々に考えることって
なかなか難しいなあと思いました。

前の彼氏がコレを観たと言うことだったので、感想を聞いたのだけど。
ちょっと長いかな。でも引用します。

>よかった。
自分には消したい恋なんてないよ。って。

一瞬自分の記憶を消してしまいたいと思うことは前にあった。どうにも沈んだ気持ち
や、恋人がいなくなってしまった空虚感に押しつぶされそうになったり。そういうと
きはなにもかもから逃げ出したくなってしまったりして...。
でもそんな過去があるからボクはここにいるんだなぁって。
もちろんつらい恋もたくさんあったけど。
でもそんな恋の経験が今の自分をつくってくれているんだね。
ありがとう。って。また新しい恋をしようって。
自分には過去の思い出の一切を捨てることはできない。
でも前を向いてちゃんと地に足を付けて、新しい恋をすこしずつ忘れられないものに
していける。

彼は新しい彼女さんと観たので。。。(^_^;)
ちゃんと現実に目を向けながら観たようです。

どうでもつまんないコトほど思い出しちゃって、あんなことこんなこと、あったなって
思って、遠い昔のことだけど、キラキラ光っててまぶしい。
それを全て消すことってできないよ。やっぱり。
記憶を消すほど辛い現実には、歯をくいしばって耐えるしかないのでしょうか。
新しい恋で上塗り。・・・なんてまだそんな器用なことはできないなあ。



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