佐藤賢一「女信長」。最高に面白いです。
信長女性説に基づいた小説。
これまで女や両性具有などのパターンで書かれた信長像があったけど
これはすかっと壮快なる辛口女版信長。
寝技など女ということを最大限に利用しつつも、女であるからこそ
出来る天下統一という偉業を、新しい側面で迫ってきます。
もちろんお得意の西洋のスパイスも効いておりますぞ。
「王妃の離婚」からずーっと文章が洗練されいている感じ。
でも男が書く女だなあ、これは。女が書くともっと情感たっぷりでドロドロの気がする。
そして長いけどね・・・。まだまだ読み終わらないわあ~。
もう一つは横山秀夫の「ルパンの消息」。
確か処女作かな、前に書いたものを加筆修正して出したみたいね。
むほっという汗臭さ、泥臭さが今のものよりやや弱い感じ。
でも充分面白いから、是非一読を。
そーして、最後に本屋で見つけて即買いの
宇月原晴明の「天王船」。
今まで刊行されたものの外伝をまとめたもの。
一粒で二度おいしいですね。今までの本を読み返したくなります。
至福の時を味わっているよ。あ~幸せ。
次は本名で書かれた評論など読もうかな。
ところで全く話は変わりますが、歴史好きな人って、ミステリー好きな人が多くないかしら。
きっと、謎を探求するということにかけては、どちらも同じだし、
様々にちりばめられた謎のかけらを拾って、繊細に心の襞を動かすところは
この二つをおいてない!と思います。
まあ科学も物理も実験を繰り返して探求して行くということでは
同じような気もしますが、事実のみを忠実に探求し続け、
一分の隙も虚構もない現実のみの世界だから、ロマンがないな・・・。
もちろん、発想力がないと、ひらめかないし、
過去の事象をきめ細かく見て、立てた仮説を想像力で補強しないと
何かを発見して飛躍は出来ないと思いますが、
想像力をフル活動させているより、目の前の出来事を大切にしている気がするの。
まあ勝手な考えなんで、すみません。反論される方もいるでしょうが・・・。
信長女性説に基づいた小説。
これまで女や両性具有などのパターンで書かれた信長像があったけど
これはすかっと壮快なる辛口女版信長。
寝技など女ということを最大限に利用しつつも、女であるからこそ
出来る天下統一という偉業を、新しい側面で迫ってきます。
もちろんお得意の西洋のスパイスも効いておりますぞ。
「王妃の離婚」からずーっと文章が洗練されいている感じ。
でも男が書く女だなあ、これは。女が書くともっと情感たっぷりでドロドロの気がする。
そして長いけどね・・・。まだまだ読み終わらないわあ~。
もう一つは横山秀夫の「ルパンの消息」。
確か処女作かな、前に書いたものを加筆修正して出したみたいね。
むほっという汗臭さ、泥臭さが今のものよりやや弱い感じ。
でも充分面白いから、是非一読を。
そーして、最後に本屋で見つけて即買いの
宇月原晴明の「天王船」。
今まで刊行されたものの外伝をまとめたもの。
一粒で二度おいしいですね。今までの本を読み返したくなります。
至福の時を味わっているよ。あ~幸せ。
次は本名で書かれた評論など読もうかな。
ところで全く話は変わりますが、歴史好きな人って、ミステリー好きな人が多くないかしら。
きっと、謎を探求するということにかけては、どちらも同じだし、
様々にちりばめられた謎のかけらを拾って、繊細に心の襞を動かすところは
この二つをおいてない!と思います。
まあ科学も物理も実験を繰り返して探求して行くということでは
同じような気もしますが、事実のみを忠実に探求し続け、
一分の隙も虚構もない現実のみの世界だから、ロマンがないな・・・。
もちろん、発想力がないと、ひらめかないし、
過去の事象をきめ細かく見て、立てた仮説を想像力で補強しないと
何かを発見して飛躍は出来ないと思いますが、
想像力をフル活動させているより、目の前の出来事を大切にしている気がするの。
まあ勝手な考えなんで、すみません。反論される方もいるでしょうが・・・。