桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

三日分溜めると大変です

2012年12月02日 | 日記・エッセイ・コラム
12月2日(日)

<大変な日曜日>

時々、太陽が明るくさし込んでいたが、午後になるとすっかり曇って、肌寒さを感じる様になった。最近は天候が定まり難い。まるで、気まぐれな人間みたいだ。

朝から大変なニュースがあった。中央自動車道上りの笹子トンネル内で崩落事故があり、その後火災があったと言う。午後3時になっても、災害を被ったクルマ2台、7人の人は未だ救出が困難だと言う事だ。
私達は、何時も中央道を使っているので、周りの人が気にした。

私達の進む道路は大月から河口湖へ向けて分かれ道になっている。
笹子トンネルは大月から勝沼方面へ向かうコースで4,7㎞余りあるトンネルである。私もたまに使うが、それ程、好きではないトンネルである。
『笹子餅』で思い出した。中央自動車道はトンネルが多い。山道に高速道路を建設したのだから、カーブが多く厳しい上にトンネルが幾つも幾つも現れる。
ドライブを楽しんでいた若い頃は、それが楽しかったが、今は余り好まない。特に、トンネルは気にしながらの運転である。

「あれっ!どこだったかな?」と、とっさに思った。そうだ、私が通るのは中野トンネルと幾つもの短いトンネル、そして神奈川から東京へ向かう小仏トンネルである。何れにしてもトンネルは好きではない。

今、笹子トンネルの事を調べたら、早くも、今日のトンネルの天井崩落事故が詳しく出ていた。インターネットの情報伝達の速さに驚く。
未だ、トンネルの中で救出を待つ人達が、無事に出られる事を祈る。

近所のスーパーでは駅弁の販売が行われた。未だ暖かい『峠の釜飯』と『万カツサンド』を買う。
食べ過ぎかな?未だ、アップルパイも食べていないし……忙しい日曜日だ!


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 * 夏みかんが黄色くなり始めました。







12月1日(土)

<暖房器具>

遂に、今年も後一か月になってしまった。と、当たり前な感想。

天気が良いので、有楽町迄行く事にした。
駅前の電器店で、姉の部屋の暖房器具を買う為である。
エアコンがおかしくなって、部屋が寒いと言う。私はAppleの帰りに、どうせなら、雰囲気が良くて使い勝手の良いものをと、先日、三冊ばかりのパンフレットを姉の為に持ち帰った。

土曜日だからと言うだけでなく、相変わらず、店の中は客で混雑している。
先日、行ったばかりだから、迷わず真っ直ぐに売り場へ着いた。
この店は店員が親切に説明をしてくれるが、客の数に比べて店員の数が少ない。案の定、店員は一人の客に付きっきりで応答している。長い話の後、客は立ち去って行った。

こちらは目当てが決まっているので、話は早く終わった。
値段は先日、確認したのと変わっていた。12月になった為だろうか?ラッキー!

銀座へ向かったが、二人共、腰が痛いので大変だ。出掛ける時、雨が降りそうだったので傘を持って来たのがステッキ代わりになった。
MATSUYAの8階で鰊蕎麦を食べる。これも、姉が食べたいと言っていたものだ。
デパートへ来ても腰が痛いのでは、殆ど買い物もしない。それでも、お気に入りのジュースを飲んで満足。

つい、この間までは新橋までのんびり楽しみながら歩いたものを!もう、何処へも行けないと、つくづく実感する。「京都なんか、もう無理ね」「本当!駄目ねぇ!」
(だけど、私は、未だ、ハワイぐらいには行きたいなぁ!8時間は無理かな?)

土曜日も、京浜東北線は快速運転のままだ。せめて、休日ぐらいは快速を止めて欲しいものだ。京浜東北線がノンビリしている間に、山手線は先を争う様にして走って行く。途中で乗り換えをする客にとっては迷惑この上無しだ。

奇麗な青空。白い雲も美しい。太陽も眩しい。なんと激しく天気が変わる日なんだろう!
持って行った傘は、結局、一度もささずじまい。ステッキの代わりにしては少しばかり弱々しいが、役には立った。

帰宅後、昨日、煮ておいたリンゴでアップルパイを作った。隣りの分も焼いて上げる事にしている。
冷凍のパイ生地は、直ぐ、柔らかくなって扱い難い。
何とか、格好の良くないパイだが、リンゴの良い匂いがたまらない。
隣の家へ持って行く。「今晩食べないで、冷やして食べてね」と伝える。「えっ、そうなの?」と、弟。
さては、この間のパイは熱いうちに食べたな?と思う。
もっとも、私達だって、熱いパイを半分、食べたのだから仕方が無いか!でも、後は冷やしておいたら、もっと美味しかったよ。急げば、損をする……

あー、疲れた!でも、ホッとした。

ご苦労さん!出掛けた後で、クッキングですか?お元気な事で………sakraさん。



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11月30日(金)

<桐の樹>

11月も終わり。
部屋の前の白樺は日一日と、葉の黄色が増して来る。風が吹いて来ると、樹の葉が派手に散り始める。
塀越しの隣りの駐車場へ、白樺の落ち葉が散り始めるのも気掛かりだ。昨年も、時々、箒とちり取りを持って樹の葉を集めに行った。

落ち葉掃除と言えば思い出す。
どちらも学校に関係した落ち葉の話。学校の校庭にある樹は、子供達に取って、様々な思い出がある。
暑いときには、涼しい木陰を作ってくれるし、お気に入りの昆虫も集まって来る、懐かしい思い出が沢山あった。

大きな桐の樹があった学校では、プールの後に木陰で涼むことが出来た。秋には大きな樹の葉が落ちて、それも子供にとっては面白く興味深いものだった。
桐の樹の紫色の花を集めて、先生にプレゼントした女の子もいた。子供も、大人も懐かしい思い出が桐の樹に向けられていた。

ところが、ある時、かつて、この学校に勤めていた人から哀しい話を聞いた。それは戦争が激しくなってからの事で、子供も教師も空襲で亡くなり、校舎も焼かれたため桐の樹の下で『青空教室』を行ったと言う。
「エー!そうなんですか?」と驚いたものだが、その後、ある夏休みに名物の桐の樹が倒れてしまった。
だんだん、傾き始めた桐の樹が、ある朝、すっかり倒れてしまったのだ。
桐の樹の胴体は全くの洞穴状態になっていたそうだ。その年の春まで見事な紫色の花を咲かせていた桐の樹は、まさに人間の生涯そっくりだと語り合ったものだ。

銀杏の木も多い。黄色い扇形の葉は楽しいものだが、それが散り敷くと、近所の迷惑になる。何回か、苦情を聞いた事がある。校庭では校長と幹部職員達が桐の樹の周りを履いているが、塀の外の銀杏の葉には気付かない。
「そこを掃くより、道路を掃いた方がよいですよ」と言いたかったが、自分で箒を持ち出した方が早かった。

落ち葉の苦情は、この学校だけでは無い。大抵は、こうした苦情が多い。その他、チャイムの音がうるさいとか、スピーカーの音響が大き過ぎるとか様々である。
これは管理者の責任か、それとも、学校の近所に住む人は少しの事は我慢の子なのだろうか??

甲州街道の街路樹が黄色い銀杏の葉で道路を埋めているのを眺めるのも、表参道の落ち葉風景も、なんと風情のある景色だろうと、私は何時も思う。

落ち葉の処理は大変だが、年間を通して、生活に潤いを与えてくれた樹々に感謝したい思いだ。








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