桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

我が家の庭の花々に思う

2014年04月07日 | 日記・エッセイ・コラム
4月7日(月)

暖かくなったと思ったが、空気は冷えている。風もやや強く、紐で結んでいなかったタオル掛けがひっくり返っていた。
油断大敵!春風は時にして強風となる事を心しなければならない。

ベランダの直ぐ側に迫っている桃の樹は、先日まで、ピンク色の花が真っ盛りだったと言うのに、今はもう、若葉にすっかり変わってしまった。しかし…
ふと、見ると、何と僅か一輪だけ桃の花が葉陰の間にピンク色の顔を覗かせていた。
「ご苦労さん!皆から随分遅れながら、春を待っていたんだね」と愛おしく思う。
他の花はすっかり散って、実をつける準備をし始めているのに、なんと可愛いのだろう!

春の賑やかな訪れの中にも、この様な苦労をした植物もあったのだ。


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私のささやかな花壇、それも草ぼうぼうの中にチューリップが顔を現し始めた。
色とりどり、と言っても、殆ど赤いと言うのは植え付けた本人の好みだ。
殆どが赤系統。中でも、濃い紅色の花が行儀良く咲いているのには感激。

これらは、確か、昨年植え付けたチューリップの球根を無精して地中にそのままにしていたものだ。以前はもっと、大きな花だったと記憶しているが、今年は小型ながらも、かっちりとしている。
肥料だって、まともにやらなかったのに、南向きの花壇で陽当たりが良く、無事に芽を出してくれたのだ。
植物の生命力の強さに驚きながらも、とても嬉しい!

またもや、一本、面白い形のチューリップが花をつけた。これも昨年のものだ。花びらが尖っていて赤と黄色の混じった王冠状のひょうきんでお洒落な花である。



私はこうした花々を見る度に幸せを感じる。この様な時には、不思議と足も腰も痛くない。

まだまだ。他にもお気に入りの花があるが、次の機会にしよう。
名前の分からない野草の花も含めて…


午後、駅ビルへ行った。天気が良い所為か、スーパーの客は多かった。
店内では20%引き等の表示もあり、賢く買い物が出来るので、矢張り、駅ビルの方が良い。


今晩は舌平目のムニエールを作るつもりだ。
何時も、このスーパーの鮮魚売り場のケースを眺めながら、ムニエールを食べたいと考え続けていたものだった。

これは、私の好物で、マニラ時代には、時々、ローカルマーケットで舌平目を見付けると、必ず買って帰ったものだ。
思い出と共に、好きなものを食べられるのは、何と嬉しい事だ。
あの時は、一人っきりで大きなテーブルに向かったものだ。

今は「美味しい!」と言って食べてくれる姉がいる。何と、幸せなことだろう。