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桜子でーす

日々の感想や思いついた事柄を写真や文章に表しました。ビジュアルに表現出来ると嬉しいな!

悲しい出来事

2016年10月29日 | 日記・エッセイ・コラム
10月28日(金)

とうとう、冬がやって来たようです。
ぼんやりしていると、ゾクゾクと寒さを感じます。
これが当たり前の季節なんだと思うのですが…
やはり、私にとって冬の寒さは苦手です。

ニュースも心の寒さを覚えます。
今日はひどい事故の話がありました。
小学校一年生の男の子が登校途中で、車に挟まれて死んだのです。
テレビには元気で可愛い少年の写真が載っていました。

ひどい!なんと酷い話!
その後のニュースによれば、ぶつかった軽トラックはブレーキがかかっていなかったということです。
運転者は高齢者でした。勿論、高齢だからと言って、運転してはいけないと言えませんが…
最近は普通車と変わらないぐらい便利な装置が備わっている軽自動車が多くなってきました。
しかし、便利そうな装置は、時には危険さえ感じます。
中でも、ブレーキとアクセルの踏み間違えをよく聞きます。

私も、最後は軽自動車を選びましたが、一年足らずで、手放しました。
どうも、普通自動車とは感覚が違うのです。
大の車好きの私にとって、運転をしないことは可成りの戸惑いでしたが、やめてしまいました。

車のない生活は可成り不便です。
しかし、東京に住んでいる者にとって、交通機関は十分過ぎる程あります。
ただ、足が悪いので苦労しますが、バスやタクシーを利用出来ます。
最近では、電車に殆ど乗っていないので、外出の機会が可成り減りました。
実は、たまに電車に乗った時に、席を譲られるのが相手の方に悪いような気がするのです。

兎に角、最近の車は、益々、進化して、人間の判断や技能を乗り越えた機能を持つ車に変わりつつあるのが、気になって仕方がありません。
危ないよ、危ないよ!と、何時も言っています。

最近は、車だけでなく、様々なものが、これでもかこれでもかと変わっていくのが恐ろしくさえ感じられます。
兎に角、進化した、いや、進み過ぎた諸々の物に頼らず、人間の心を大切にした生活を送りたいものです。

楽ではあっても、悔いの残るような生活から人間らしい生き方を進める事が大切かと思います。

突然、望み溢れた将来を奪われた少年の事を心から偲びます。

ふざけるんじゃないよ!!

2016年10月26日 | 日記・エッセイ・コラム
10月26日(水)

ふざけるな!と、怒り心頭。
本当に腹立たしい思いをした。
おかげで、貴重な時間を無駄にする。

今日は姉と落ち合って、駅前の銀行へ行くことにした。
S銀行の店内は空いていた。窓口の手続きも時間をかけずに進行。

姉の方を見た。
何か、男性と話をしている。事情を聞くと、これから警察が連絡に来るので、時間がかかるという。

ふざけるな!なんで、自分の金を出すのにストップをかけられるのかというと、私の方もすんなりとは引き出せないと言われた。
冗談じゃやないよ!!
私のお金をどうして動かせないの?
この間、以前の副支店長が使い込みをしてニュースになった銀行である。

店の中でこんな話が出るなんて、客商売ではない。
大事な時間を無駄にして、兎に角、お待ちくださいとは慇懃無礼!

私はカードで出したが、姉は解約すると言う。
それもよかろう!大事に取っておいても、自分の命の方が続かないもの。

ふと、見ると、二人の中年男性が姉のそばにいる。
どこから来たのか聞くと、地元の警察からわざわざ来たそうな。

要するに、ボケた…慌て者の…気前の良い………御老人の問題の所為で、まともな高齢者はひどい目に遭っているのだ。
先ず、何事も疑いの目を持って処理しようとする銀行と警察。

私は「支店長を呼べ」と言った。そこにいる男性は「私は二番目です」と言う。阿呆らしや!
警察官に言った。
「警察だって、最近はよく問題が起こるわね。そんな警察に金の問題を頼むなんて信じられないわね」と皮肉を言った。
「よーし!ブログに書こう!」
「エーッ!ブログですかァ!そうですね~~それも良いかも知れません」

「帰りは家までお送りしますよ」
「結構です。時間がもったいない」

結局、私はATMで済ませた。
これから、何回も近所のコンビニへでも行こうか?と考えている。
なんとか、こんなつまらない金融機関と警察の連携に鼻を明かそうじゃないか!と……
私は変なところに意気込んでいる。

自分の金が自由に出せない時代なんて、預金者をバカにした話だ。
これから、ますます、年寄りの社会は狭くなるのかな!!
情けない話。
いい加減にしてよね!!

ブログに書いたよ!!!





思うこと

2016年10月23日 | 日記・エッセイ・コラム
10月22日(土)

秋だと言うのに気温の変化の大きいことに驚く。
昨夜は島根県で大きな地震が起こった。
2時過ぎ、テレビでドラマを見ていたら、急に画面が変わってしまった。
それ以来、殆どのテレビ局では地震情報にかかりきりだった。


東京に地震が起こったらどうするか?と話し合っても、なかなか適切な対応の方法は浮かんでこない。
自分たちの動きが障害になって、簡単に避難が出来ないからだ。
結局、外でうろうろするよりは、家で様子を見るしかないようだと話し合った。
これも歳をとり過ぎた現実を抱えているのだから仕方がない。

姉にあげたクッションは、腰が楽だと喜んでくれたのでほっとする。
昨日も家具売り場で確かめてみたが、腰に合う適当な椅子は案外少ない。
椅子に頼るより、マッサージや運動に力を入れるのが一番だと、改めて思う。


大変でした!御茶ノ水

2016年10月22日 | 日記・エッセイ・コラム
10月20日(木)

毎月一回の『御茶ノ水行き』が今回ほど、大変な目にあったのは初めてだ。
最近のタクシーの運転手の中には、都内の地理に詳しく無い人が多くなった。
残念ながら、楽だと言われるカーナビを使っても、目的地へ行けない人もいる。

だいたい、私自身がカーナビが嫌いで設置しなかったが、それとこれでは意味が違う。
日比谷通りを通って内堀通りに向かうように伝えたが、桜田門で右折できなくなった。
この道はまさに新宿へ一気に向かう道。
Uターン出来る表示は一切無い。内堀の周りを回って、とうとう九段坂まで行ってしまった。
以前の私だったらこの辺りの地理に詳しかったのだが、最近は、都内を走ることもなかったので無理というもの。
兎に角、水道橋の駅前で右折するように伝えた。
運転手さんはすっかり緊張してしまったようである。

幸い、病院の前で降りることが出来ただけでも幸運としよう。
予約時間に10分ぐらい早めに着いてほっとする。
姉も整形外科へ行く。
私のように、あちこち異常が見つからない丈夫な姉の体が羨ましい。
しかし、私もN先生から「腰の方も首の方も、手術が成功している」と言われた。
くれぐれも転ばないように注意される。

いつも通りにS先生にお会いして、最近、特に今日の足の腫れ具合がひどいので、なんとか出来ないか教えていただく。
何時もより早く終わった。しかし、足の動きはひどいものだ。

帰りにリハビリ室へ寄る。
たまたま、廊下でY先生の姿が見えた。
なにか彼の感じが何時もと違うと思ったら、自慢のヒゲとモジャモジャ髪が消えている。
『ブログを書いていないので、桜子は死んじゃったのかもしれない」と冗談を言われた。
それ程、パソコンに向かう習慣が無くなったのだな?と考えたりする。
特にマック関係の故障が続き過ぎた所為だと思う。

最近、物忘れをするのも、日常、やるべきものをサボっていたからだ。
早く、元の自分に戻らなければ……
コメントがなくても、気にかけて下さる人はいらっしゃると思いたい。


何時も通りに、MATSUYAで買い物をする。買い物といっても、何時もと似たようなものばかりだ。
しかし、それ以上に店内を動き回るのは私の足では厳しい。
毎回、食事をするのは精養軒。
ハンバーグが美味しい。
それぞれにかかっているソース類の一つ一つが良い味だと言うと、店の人は喜んでいた。

7階でエア・クッションを買う。これは家に届くまで姉には秘密。
少しでも腰の痛みを解消出来るかと、私自身が試したものである。
サプライズのプレゼントをするつもり。
遠慮深い姉がすんなり受け取ってくれると嬉しいのだが……


木曜日でも、銀座は相変わらずの賑わいだ。
観光客も多いが、最近、観光バスは別の場所へ移って行くらしく、以前のようにバスの駐車違反は無い。
今日の目的であるコアビルまで歩く。それが情けなくなる程、歩みが悪い。

今まで、よく買った店で、オリジナルの上着をもらった。私はベージュ、姉は黒。
着こなしが難しそうだ。
これから研究しなくては…



バンザイ!電話機復活

2016年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム
10月18日(月)

成功しました!
バンザ〜イ!!

『iphone5』が復活したのです。
実のところ、もう、諦めていたのです。
今日はパソコンを横目に見ながら「iphoneの復活なんてやらないぞ!」と決めていたのです。

しかし、こだわり屋の私の事です。
いや!もう一度、試してみるかと、夕方になってパソコンを開いてみる事にしました。
相変わらず、パスワードで右往左往です。
もう、嫌だ!!

すっかり、いやになってしまいました。
電話なんかいらない!と、思ったり、いや、折角撮った写真はどうする?と思ったり、相変わらず悩みだけが湧いてきます。

そんな中で、この『桜子様』には不可能は無いはずだ!と、偉そうな事を考え始めました。
それが、きっかけだったのでしょうか?
兎に角、適当に…いい加減に…失敗して元々…なんていう気持ちで、あちこちを懲りずに触りました。
 
なんて言う事でしょう!
マイ電話機は復活したのです。
誰かに話したいけれど、まあ、ブログに書いてみようっと!

嬉しい!!
なんて凄いの?わ・た・しの技術?いや、凝り性!

運が良いのね!
それとも、チャンスの神様がいるのかな?と思ったりしました。

今度は、大切に大切に扱いましょう!

寒〜い!!

2016年10月16日 | 日記・エッセイ・コラム
10月16日(日)

何回、目が覚めるのだろう?

ここのところ、寝ていても、寒さがじんじんと身にしみる。私の体がどうかしているのだ。
ひどい時には一時間おきぐらいに、目が醒めるのだからたまらない。

昨夜は、遅まきながら、羽根布団を取り出した。
その効果の素晴らしいのに驚く。
この程度のことで『驚く』のだから、日頃の自分の常識の無さや無神経さをしみじみ感じる。

お陰で、今朝は朝まで温かく布団の中で過ごせた。
次第に、全ての暮らし方がいい加減になりつつあるのを感じて、以前の『桜子』はどこへ行ったのかと思う。
しかし、そのことで、反省したり改めようともしない。

何とか、気持ちを持ち直そうとするが、体が言うことを聞いてくれないのだ。
それが、気持ちにまで影響するのだから恐ろしい。

昨夜まで、殆ど一日中、パソコンにしがみついていた。
理由は『パスワード』探しと設定のし直し。
何とか出来たと思った。早速、iphoneの機能を復活させようとしたが、結局、成功せず。
なんという事だろう?ああ!!
もう、いやだ!

仕方が無いから、電話機を買い直そうか?
いや、別に日頃から電話機そのものの機能を果たさないのを理由にしてやめてしまおうか?と、考えた。

今週の木曜日には銀座へ行くので、兎に角『銀座Apple』へ寄ってみようと思う。
それにしても、『ドコモ』に行ってもiphoneの面倒は見てくれないのだから話にならない。


今日は日曜日。
近所のスーパーへ行く。
野菜の値段の高い事!
果物に至っては、前日と同じものが並んでいても値段が高くなっている。
こんな商売をしていては、そのうちに店の信用は無くなると思うのだが…

秋の空は高く爽やかだ。
羊よりも大きな塊が幾つも群れをなして青空の中に浮かんでいた。
iphoneが使えないので、素晴らしい被写体も宝の持ち腐れで、残念。

矢張り、電話機は必要なのかな?




パスワードには参った!

2016年10月13日 | 日記・エッセイ・コラム
10月13日(木)

随分、溜めてしまった。
頭の中では書こうとするものが、結構、浮かんでくるのだが…
それを邪魔するものは、パスワード。
私は、随分、パスワードを乱造してしまった。
それが、今、苦労の種となり、全てをストップさせている。

実は、私のiphonは動かなくなった。
なんとかしようと調べた結果、iTunesにつなげる事が分かった。
方法はわかったが、パスワードでストップしてしまったのだ。
何とか自力で解決をと思うが、毎日、足踏み状態である。

嫌になったが、もう少し、頑張ってみようと思う。
第一、私の足で銀座まで行くのはきつい。
すっかり、足の動きが捗らなくなってしまったのが原因である。

これではいけない。
だんだん、涼しくなった日が続くが、嫌がらずに運動をしなくては…
私の足は益々、動かなくなるよ。

最近は、テレビが友達になったみたいだと反省。
でも、気持ちの晴れるような内容ではない。
あと味はよろしくない。

今日は町会のプレゼントをいただいた。
手紙と、お菓子と商品券だ。
お菓子は私の好きな『ひよこ』ちゃん。
このお菓子は駅ビルで売っていたが、最近、店が撤退したらしい。
買えなくても、東京駅で買えば良いと思っている。

駅ビルといえば、ここ一月余りで、いろいろな商店が入れ替わった。
テナント料も影響しているらしい。
今まで、気に入っていたスーパーは、一階の目につき易い箇所に広々と移転。
客の入りも多くなったが、あまりに商品が多くて通路が狭くなった。
カートも入れない程だ。
これでは駄目ねと二人の感想。

変わり易い世の中になったものだ。
『便利そうで、便利でない』ご時世かな?

私のブログも、なんだか、行き詰まり状態。
いや、もともと、ボケ始めているのかな?




随分、休んでしまったね!

2016年10月07日 | 日記・エッセイ・コラム
10月7日(木)

9月14日にブログを書いた後は、すっかり何も書いていない。 

随分、怠けたものだと思いながらも、何の痛みや後悔も感じないのはどう言う事だろう? 
本当はとても気になっていたが、パソコンの所為だと片付けるしかなかったのだ。

そのうちに、すっかり怠け癖がついたし、日一日と延ばすしかなかったのだ。
何がそれほど深刻?かと言うと、恥ずかしい事だが、あまりにパスワードの乱造ぶりで、行き詰まってしまったのだ。
毎日、パソコンを横目で見ながら、結局は私も大きなお荷物を担いでしまっていると思い始めた。
そして、そろそろ、コンピューターともお別れするかな?と考えた。

しかし、今の私にとって、外の世界とのつながりを持つのはこのマックしかないと感じてもいた。
重症状態とも言えそうなMacを担いで、銀座アップルまで出掛ける気にもならない。
私って、変なところで気が弱いのだから仕方がないし、この足で銀座まで出かける元気も出ない。


そうだ!駄目でもいい!自分で、なんとか試してみよう!と思うに至った。
今日は、ほとんどの時間をパソコンの前で過ごした。
なんとか、復活出来そうな気がする。

それでこそ、桜子!!
と、自分をほめようかな?


10月に入っても相変わらずの夏の天気だったが、今日は涼しい風が吹いてくる。
なにか、不思議な気がするが、これが本物の秋なのだと、納得。
昨晩は鋭い三日月が南の空高くに見えていた。
お願い!もう、台風が来ませんように!!

ためました!三日分

2016年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム
9月12日(月)

久し振りに美容院へ行った。
何時も行く駅ビルの店は、改装中との事で、久し振りに(10年ぶりかな?)
昨夜、店へ電話をして予約を取る。

この店は、かつては富士銀行のあった場所で、なじみの場所だった。
10年経ったというのに、明るくて広々とした店は、まさに『ビュウティーサロン』にふさわしい。
店長のSさんも健在。
今は、駅ビルの店の改装で、従業員の多くが、この店へ来ているという事だ。

二ヶ月半に亘る病院生活で、ますます、私の髪はむさ苦しく伸びきって、白髪が増えている。
せめて、髪ぐらいきちんとして、御茶ノ水へ出かけようと考えていたのだ。

Sさんがつきっきりで見てくださる。
長い間のご無沙汰だったが、電話をもらった事が嬉しかったそうだ。
店を出る時には、わざわざ、店の外へ迄、見送って下さった。

久しぶりに、寿司店へ行く。思う程ではなかった。
私の味覚が落ちたのか?どうかな?

帰りにタクシーに乗った。我が家の前は一方通行で、しかも、通学路。
運転手さんは、捕まって六千円の反則金を取られたそうだ。
仕方がないから回り道をしたら、運賃が上がっていた。
やれ、やれ!基本料金で行ける筈なのに。


9月13日(火)

なんとまあ!少しぐらいの外出で、体がグラグラする。
パソコンを開いて、ブログを書く気にもならない。
こんな事では駄目だ!
と、思いながらも、ふらふらする足の裏にどうしようもない。

しかし、階段を登る時、傷ついた右足も使って交互に踏みしめられるようになった。
まだ、階段を降りるのは用心しているが、出来るだけ怖がるのはやめようと思う。

もっと、動かなくては……よろめきながらも…勇気を出して……と、
心は迷う。


9月14日(水)

明日は御茶ノ水へ行く日だ。
急に気温が変わってしまって、何を着て行ったら良いのだろう?と迷う。

明日の一番の目的は手術後の経過を診てもらう事だ。
思うに、二ヶ月半の真夏の生活は異常だった。当たり前の暮らしではなかったのだもの……

一番の『異常』は冷房漬け。そして、帰宅後の異常気象に伴う気温のキツさ。
高い所を敬遠している私には、自室のクーラーのコンセントがつけられない。
姉は「つけてあげる」と言うが、遠慮していたのだ。
もうすぐ秋だし、網戸にすれば、多少は解決出来ると思ったのだ。
しかし、それも汗疹には参ってしまった。まるで、赤ん坊みたい。

兎に角、普段の生活とは違って、これで、二度も、真夏の生活を『病院暮らし』してしまったことになる。
もう、ごめんだ!

昼、そうめんを茹でた。
先日はそうめんを茹で過ぎたので、三束にする。
何か添える物をと思い、茄子とキノコとピーマンの煮付けにした。
最近は、よく、料理番組を見るが、なにか魅力を感じない。
外出先から帰って来た姉が「私もそうめんを食べたかった」と言うので、ほっとする。
麺類ならなんでも良いが、やはり夏はそうめんだと思う。

出来上がった時には、もの凄い疲れが襲ってきた。
まだまだ、まともではない。

足の訓練

2016年09月10日 | 日記・エッセイ・コラム
9月10日(土)

金曜日は一日中晴れると聞いていたのに、夜中になると、急に雨が音を立てて降り始めた。
矢張り、台風の影響か?油断出来ない。

今日、土曜日は一日中晴れていた。
絶好の洗濯日和で、シーツを干すのに苦労する。
夕方、南の空高く、半月が出ていた。少しばかりぼやけた感じだが、確かに天気は良さそう。

ニュースによると、又、台風がフィリピンの海上で発生しているそうだ。
マニラにいた頃の台風騒ぎを思い出す。
以前のブログにも書いたが、タイフーンが襲ってくると聞くと、現地の人たちの警戒の仕様は大げさ過ぎるように思えた。
いや、本当に台風が来ると、町のあちこちで激しい浸水が始まるし、多くの被害者が出る。
だから、これらの台風の事を『シグナルNo.2』と称して、学校は勿論、会社まで休みになる。
町中ががらんとした中で、青空の下、日本人学校の通学バスだけは予定通りに運行しているといった状態だった。
その後、日本人学校だけが休校していない事が在留日本人の間で問題となり、結局、一般の学校と同様に休校する事になった。

しかし、保護者達に言わせれば、何日も何日も青空の見える日が続く中を外出も出来ずに、子供達が身を扱いかねるので、何とかして欲しいと苦情が持ち上がった。
マニラの交通機関の不便さは子供達同士の交流も難しく、親の自動車を簡単に利用するわけにもいかない。

海外に住む日本人には様々な苦労があるし、当然、その子供達にもしわ寄せが来るのだ。
特に、バス委員会のお母さん達は大変だったし、教師にとっても問題解決に苦心したものだった。

台風の動きは遅々として、何時、猛威を振るって来るか分からない。
安全のために、学校が休校になるのは良いが、確かな台風情報が出ずに、何日も何日も青空の下で外出が出来ないのも困った事だった。

ところで、現在のフィリピンではどうなっているのだろうか?と、台風の予報が発表される度に気にかかる。


今日は暑そうだが、天気が良いので、久しぶりに買い物へ出かけた。
実のところ、足の具合は一向に良くならず、グラグラとよろめいて足の運びが不確かだ。
しかし、何もせずにじっとしているよりも歩いた方が良いと考えた。

午後、姉とバスに乗って、二つ目の停留所まで行く。
大型スーパー『O』に来ている自動車のほとんどは日陰に駐車していた。
六月半ばからおよそ三ヶ月近い、初めての買い物である。
来たかった!!

やはり、近所の店と違って品数も多いし、値段と品質のバランスを考えて買い物が出来る。
二本杖にリュックサックは何時もの通り。
今回は欲張らずに、出来るだけ品数を精選する。

暑かったけれど、帰りはバスを使わずに、歩いた。
恐ろしくきつかった。
家に着いたら、バタン!

でも、買いたい物を買えたし、行き帰りで6〜700メートルは歩いたのだと思うと、自信がつく。
姉の歩みについて行けなかったが、やっとの思いで、我が家に辿り着く事が出来た。

歩く事は、相当な難行だけれど、我慢、我慢!
これも大切な運動だ。 





ステーキを焼く

2016年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム
9月7日(木)

今朝、眼が覚めると、丁度、リオのパラリンピックの開会式が行われている時間だった。
なかなか色彩が華やかで、更に音楽が陽気な演奏で、如何にもブラジルらしい。

先日のオリンピックと言い、これがお国柄と言うのだろうか。
さて、四年後の東京オリンピックとパラリンピックではどうなるかと想像した。

長い時間をかけて開会の式典が行われた。
しばらくオープニングに失礼をして他のチャンネルへ回す。
その後、元へ戻すと、丁度、聖火の入場が始まるところだった。

雨が激しく降る中で、聖火のリレーが行われる。その中で、特に感銘を受けたのは脚の不自由な選手だった。かつての金メダリストだと後で聞く。
車のついた杖を片手に、左手に聖火を持つ歩みは実にゆっくりとしていた。
「ああ、今の私の歩み方と似ている」と思ったのも束の間、聖火を落とし転んでしまった。
会場の人達の応援の拍手が続く。
その後、次の走者である目の悪い人に無事リレーを行った。

このシーンが私の心に一番響いている。
どれだけ、この事が自らの立場への励ましになった事だろうか。
何事にも、絶対にくじけてはいけないのだと思う。

しかし、今朝も、あの弾性靴下には手間取った。
どうしても脚の腫れは治らない。
転びそうになりながら部屋をうろうろする。しかも、今日は台風の心配もあるから、我が家の小さな運動場へも出て行けない。
本当は、こんな事ではいけないのだけどなぁ!

雨はあまり降らないが、時々、まるで部屋中が一杯に明るく照明がついたような空の変化が起こる。
まさに、台風だ。

昨日、姉が牛肉を買ってきた。
「肉を焼かないの?」と聞かれる。
肉料理は私の役目みたいなもの。
昨日から考えていたが、適当な材料がない。私自身が買い物へ行かない所為もあるのだが…

急にサラダが食べたくなった。それもポテトサラダが…
冷蔵庫を見たらキュウリがあった。トマトはないけれど、ポテトサラダは作れる。

サラダにスープ、そして主役のステーキ。
あれ程、入院中、食べたかったステーキも度々ではね!と自分の贅沢さに思う。
しかし、姉が気を利かせて買って来てくれたもので、しかも、今回はヒレだ。

料理が出来上がった時には、すっかり疲れ果ててしまった。
「ダメだ!私。死ぬほどきついわ!」と椅子へどさりと座る。

やっぱり、この体では、まだ、無理なんだと思う。
台所仕事というのは、かなり厳しい労力が必要なんだと改めて思う。
「私の味覚は変わったのかなぁ?」と姉に聞いた。
「変わらないよ」と返事があったので、少しばかり安心する。

二ヶ月半の入院生活は私の暮らしぶりをかなり変化させたように思う。

自立する勇気

2016年09月07日 | 日記・エッセイ・コラム
9月5日(月)

9月5日は区切りのいい日。
と、なんとなく思った。

何故だろう?
そうか!『9月5日』は、近所の郵便局の新装開店局の日だったのだと気付く。
郵便局のような日常生活につながりの深い施設が暫く工事のために無くなると、どれ程、不便かとつくづく感じたものだ。
特に、私のように脚の動きが不都合になった身には、しみじみ感じる。

同じような不都合が生活の中で、様々な形で起こる。
例えば、日用品の買い物をしても、トイレットペーパーやティッシュの箱を持つ事は二本杖では不可能に近い。
多分、大根一本も無理だと思う。

以前から買い物にはリュックサックを背負う事にしている。
最近では、我が家の郵便受けを覗きに行くにも、袋を持って出かける始末である。

最近は、洗濯物を干す時もステッキを使う事さえある。まったく、大げさな話だが、仕方がない。

ここのところ、足の裏が丸まったような感じで、しっかりと踏みしめられないようになった。
これはえらい事だ!杖や支えなしには満足に歩けそうもない。

と、言って、嘆いている暇はない。何とかしなければ…意地でも治さなければ……
だからと言って、曲がった腰椎を手術するのはまっぴらだ!
病院で、何人もの人の術後の様子を見た。
良くなった人もいるけれど、変わらない人の苦しみも聞いている。
私はこの歳になって、無理に手術をしたいとは思わない。
自分の母親の例もあるのだから…
その上、これ以上、姉に迷惑をかけたくないから。

部屋に持ち込んだステッキで立ち上がる苦心をしている。何回も尻餅をつきながらやっと立ち上がる。
ところが、ここ二・三日、階段を左右の足を使って登れるようになった。
怖がってはいけないのだと気がついた。
とにかく、苦労の多い日々だ。

つい、テレビの前で過ごす時間が多くなった。
たいして面白くもない内容が多い中で、最近は、心打たれる番組が多くなったと気がつく。
8日から『パラリンピック』が始まる。

日本からも、遠くリオデジャネイロに出かけた障害をもった選手が多く参加している。
何名かの選手の話が番組に載っているが、その経緯や努力には心を打たれる。
選手として選ばれた人達の心の動きや、障害の難関を乗り越えて血の滲むような努力の積み重ねをしている姿には、只々、敬服するばかりである。


「私には到底、出来ない!」なんて考える事自体が間違っていると気づいた。
自分を甘やかしているのだと気づく。そして……
歩けないのではなく、歩こうとしていないのだと気がついた。

彼等の血の出るような努力に敬意と応援をしよう。
そして、自分も自立する事を目指してやるべき事をやっていこう!

弾性靴下を履く

2016年09月03日 | 日記・エッセイ・コラム
9月3日(土)

よく眠れるようになった。
病院の就寝時刻に慣れなかった私にとって、家での生活がどれ程有難い事か。

今朝は眠り過ぎた。
ゴミの処理を急がなくてはと、立とうとするが、なかなか難しい。
まだ、手術の後が気にかかるのだ。
動いてみると、案外、大丈夫らしい。しかし、油断は禁物。

脚が腫れて、動きが鈍くなっている。
『弾性靴下』を履くと、少しは状態が良いので、昨日は履いてみた。
この靴下は履く時も脱ぐ時も大変な時間がかかる。
病院では看護師さんが面倒を見て下さったが、専門家ですら手間取る靴下である。

帰宅してからは面倒なので履かないですませていた。
しかし、脚の動きがたどたどしくなってきたので、自分でこの靴下を履くしかない。
昨日は『履く事』に苦労した。一時間近くかかってしまった。

さて、今朝は脱がなければシャワーを使えない。
椅子に座って脱ぎ始めたが、かかとの部分で靴下がつっかえる。

シャワーの後は予備の靴下に履き替える。
これが、大変な苦労でまた左右小一時間。
何もしない身分だから良いものの、毎日この調子ではたまったものではない。

脚の動きは益々のろくなった。
昨日はどこへも行かなかったので、ひどくなったような気がする。
今日は近所の店まで行く事にした。
先日、出掛けた歩みに比べて、のろのろしている。更に途中で休みたくなる。
店内ではカートを使っているが、行き帰りの大変さをしみじみ感じた。

そうだ。歩こう!毎日、動かなくては…


* 弾性靴下の事を初めて聞いた時「エーッ!男性用の靴下?ブカブカじゃない
  の?」と思いました。
  笑い話のような話です。



自分の事は……出来るかな?

2016年09月03日 | 日記・エッセイ・コラム
8月2日(金)

夜中に、閉め切った部屋で寝ていると、背中にかゆみが走る。
どうも、汗疹になるらしい。
私はほとんど寝返りをしないから、集中的に背中だけにかゆみが襲ってくる。

とうとう,我慢ができなくなって網戸にした。夜中の風は冷たくて、今までのかゆみが消えてしまった。
網戸にする。この手で行くか!いや、防犯上、危険だろうか?

今年の私の夏は6月後半から始まって、7月、8月と、まるで避暑地並みの生活だった。
特に私のベッドは壁際だったので、夜中に部屋の冷房が止められても、廊下側から冷たい空気が流れ込んで壁に跳ね返って冷気が襲ってくる。
大げさに言うと、ベッドの右側と左側の手すりを触ると、冷たさに大きな差があるのだ。
それは、まさに冷凍そのもの。

毛布を二枚、そしてとうとう脚と体を温めるものを、毎晩、用意してもらった。
それでも、明け方になると、背中がゾクゾクすることがあったが、なんとか切り抜けてきた。
お陰で、汗疹などになる暇はなかったが、まさに『北極と赤道直下』だと笑ったものだった。

そのような異常な環境から帰宅した後は、未だに自室のクーラーのスイッチを入れていない。
大きな理由はコンセントの位置が高いからだ。
まあ,間もなく、涼しくなるだろうぐらいに考え、なにより脚のためには危険を避けるのが一番と、いかにも無精者らしい理屈をつけたものである。


これからは、脚の訓練のために出来るだけ自分で何事もしようと思う。
洗濯をしたシーツを干すのは、以前からきつかったが、なんとか干すことが出来た。
しかし、ベランダの手すりにつかまったり、ステッキに捕まったりしているので、衣類のシワを完全に伸ばせるわけではない。
ただ、洗濯かごは姉が運んでくれるので、好意に甘えている。

今日は、久しぶりにステーキを焼いた。
野菜スープも作る。一通り、以前からの作り方で調理をする。
入院中、ステーキにどれ程憧れたか!看護師さんには笑われるほどだったが…
憧れのステーキを焼き終えて皿に盛り付けると、もうサラダまでには手が出せない。
何とまあ!情け無いこと!
どっかりと、椅子に座り込んでしまった。

自分の不注意が生活を完全に狂わせてしまっている。
兎に角、まだ,私は大丈夫なんておごり高ぶった事は言えないのだ。
 
今になって分かったのは、自分に置かれている厳しい現実と立場だ。
素直に受け入れなければいけないと、つくづく思う。

怠け者のリハビリか?

2016年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム
8月31日(水)

朝6時、目が醒める。
どうやら天気は持ち直したようだ。

我が家の桃の実は食べられないのに、結構、桃らしくいい色をしている。
以前に漬けて見ようと試したが、まったく駄目だった。
今日もまた、庭のあちこちに散っている。この整理をするのも大変だが、もう、そのような細々とした世話は出来ない。
季節の変化で、色々な植物の問題が、我が家の小さな庭にも起こっているがどうしようもない。

先日、二階のベランダで洗濯物を干していたら、トンボがのんびりと止まった。そして蝶も…
時々、変わった小鳥も来て、我が家の庭は平和そのものだと思う。
入院中に白樺の木が切られたらしく、太い幹だけが残っている。あの木をどうするかな?と考えたが、もう落ち葉の心配もないし、据え置きか?


パソコンを開いて作業をしようとした。
さ〜て?どうして英字が出てこないんだろう?まったくわからない。
すっかり私はボケてしまったんだと、愕然とする。

……馬鹿だね!私!
ちゃ〜んとあるじゃないの!文字変換、それも英字、かな、カタカナと……
自分のボケ加減に呆れ果てる。


さて、パソコンの状態をしっかり整えなければと思う。だが、本格的にどうしたらよいか、長い年月使っているのにさっぱりだ。
大体ね!このマックと言う奴は…困るんだよ!
まあ、いいか!いつも通りにやってしまえ!なぁんて、腹をくくった。


午後、疲れたので、二階へ寝に行く。やっぱり私はまだ回復中なんですよ!
「動かなくては駄目よ」と姉に注意される。
でも、今頃、病院ではグーグー寝ていたっけ!

今日の洗濯は取りやめ!明日も天気は良いものね。
寝転んで空を眺めていたら、大きな雲がムクムクと盛り上がってきた。
まさに台風一過。(東北地方では大雨のために大変な被害が報道される)
改めて、この二ヶ月半を無駄に過ごしたんだなと反省する。


姉が寿司を買ってきてくれた。
嬉しい!シメサバの棒鮨だ!
三個食べたら満足。更に巻寿司二個。これでお腹は満腹!
入院中、鯖寿司にどれだけ憧れたか!
でも、食べては寝……ではいけませんぞ!



そうだ、リハビリをしなければ…
歩かなくては!

フルヤさんから、今年の同期会の案内が退院の日にあった。
残念ながら無理というもの。迎えに来て下さると言うけれど、やっぱり不安。
ごめんなさいね。

彼女にハガキを書くことにした。ボールペンがない。二階だ!
えっさ、えっさと手すりにつかまりながら取りに行く。
部屋の行き来は大変なのです!手間がかかるんです。(これもリハビリ)

ハガキと鍵を入れた袋をぶら下げて、表の通りの郵便ポストまで二本杖で行く。
本格的な私のリハビリなんです。
鍵をかけたり、重たい門を開いたり閉じたり、郵便受けを覗いたりしているうちに、とうとう蚊にやられた。
まさか、ジカ熱とは違うと思うけれど…
ああ、疲れた!

さて、病院より内容はあったかな?どうかな?