ベツレヘムの家畜小屋発

グレグレ耶蘇・桜泉のブログです。

子供のように神の国を受け入れなさいって…

2008年01月11日 | グレ耶蘇生活
福音書で言われる、この、子供のようにとはどういうことなんだろうか。

素直で従順、ただはいはいと疑わない…という意味だろうか。
一般にはそう思われてきたかもしれない。

でも、日々子供といると、疑問をも感じる。

子供…桜泉が接するのはJくん即ち幼児だが、それはちっとも素直で従順ではない。
いっぱしの自我を主張し、好きなものを食べ、したいことばかりしようとし、気に入らないと怒って泣いて暴れる。

しかし、大人に比したらかなり自由な心の持ち主だ。
また、信じた相手への信頼と愛は深い。
嬉しければそれを表し、悲しければそれを表すという意味での素直さがある。
ちなみに、人にされた(良い)ことを人にしてあげるのも好きだ。

こういう自由さ柔らかさにある素直さと信頼と愛をもって、神の国を受け入れよ、神に相対せよ、そういうことなんだろうか…。

そもそも、素直で従順であれ、という言説の中には、どこか、人を押さえつけ蒙くし、都合よくコントロールしようという意図を感じずにはいられない。
しかし大人は、親は、子供にそう接してはならないのだ。人は人にそうあってはいけないのではないだろうか。

そして、神様は人をそんな風に扱いたいのだろうか?そんな方なのか?

そしてそして…イエスその人が、よもや我らを蒙くし押さえつけて神に向かわせようとは…思えないし思いたくはない。

『子供のように。』
まだまだ桜泉には謎に満ちた、しかし子供を見つめ、神様に向かうとき、覚えていたい言葉だと思う。

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